
長澤まさみが主演、矢口史靖が監督を務める映画「ドールハウス」(6月13日より全国劇場公開中)が、第27回上海国際映画祭に招待され、長澤と矢口監督がレッドカーペットに登場した。また、同映画祭のクロージング・セレモニーで長澤は「最優秀女優賞」のプレゼンターを務め、さらに同日に行われた中国最古の大型映画館「上海大光明電影院(上海グランドシアター)」で開催された上映会の舞台挨拶に長澤と矢口監督が登壇した。
長澤まさみが出演を熱望…ノンストップ“ドールミステリー”
長澤が脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分間、怒涛の展開を見せ続けるノンストップの“ドールミステリー”。
脚本・監督を務めたのは、「ウォーターボーイズ」(2001年)や「スウィングガールズ」(2004年)など誰もが楽しめる作品を世に送り出してきた矢口監督。「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温めており、それが実現した本作では愛らしい人形が一転、家族を翻弄(ほんろう)していくスリリングな面白さや、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーが描かれる。
本作には、主演の長澤に加えて、夫役の瀬戸康史ほか、実力派キャストも勢ぞろいしたことが作品に厚みと深みをもたらす。また、冒頭からぐいぐい観客を引き込んでいくストーリー展開に加え、多彩な演出ノウハウが惜しみなく盛り込まれた映像は、仕掛けも満載。謎の人形・アヤに隠された謎、最後に待ち受ける驚きのラストなど…これまでとは一線を画すミステリー映画となっている。

長澤まさみ、上海国際映画祭で上海語&中国語のあいさつに挑戦
本作は、世界三大ファンタスティック映画祭の一つである「ポルト国際映画祭」では5分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こり、最高賞であるグランプリ「Best Film Award」を受賞する快挙を達成した。
また、本作は香港国際映画祭やヨーロッパ最大のアジア映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭でも会場を熱狂させ、さらに世界20を超える国と地域での上映も決定するなど、世界中でも注目されている。
そんな中、中国で唯一「国際映画製作者連盟公認の映画祭」として開催され、世界中の映画ファンから注目されている映画祭の1つである「上海国際映画祭」に映画「ドールハウス」が招待され、本作の主演・長澤と矢口監督が本映画祭に登場した。
同映画祭のクロージング・レッドカーペットには、長澤と矢口監督、本作に登場する謎の人形・“アヤちゃん”も登場。黒いグラデーションのロングドレスを身にまとった長澤は、“アヤちゃん”人形と手をつなぎ、レッドカーペットを華々しく歩いた。
司会者に呼び止められ、あいさつを求められた長澤は「大家好、我很高興来到上海。(皆さん、こんにちは、上海に来るのが楽しみでした!)」と中国語であいさつを。さらに司会に教えられながら「到上海看電影!(上海で映画を見ましょう!)」と上海語のあいさつにも挑戦し、司会と報道陣を魅了した。

長澤「難しさを乗り越えた先に幸せが待っている」
クロージング・レッドカーペットの後には、上海国際映画祭のクロージング・セレモニーが行われ、長澤は栄えある「最優秀女優賞」のプレゼンターを中国を代表する女優・咏梅(ヨンメイ)と共に務めた。
咏梅は第69回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を獲得したことのある大女優。プレゼンターである2人がステージに登場すると会場中から歓声が上がった。
ステージ上で咏梅に「女優として、一番難しい役は何だと思いますか?」と質問されると、長澤は「まだ誰も演じたことのない、息の吹き込まれていない役を演じるということは、いつも難しいことだなと思っています。でもその難しさを乗り越えた先に幸せが待っている、そんな風に思っています」と回答。
その回答に対し咏梅も「とても共感します。」と微笑みながら答えた。そして最優秀女優賞を獲得した中国の女優・万茜(ワン・チエン)にトロフィーを渡し、長澤と万茜は笑顔で抱き合った。

■映画「ドールハウス」
■公開日:2025年6月13日より全国公開
■原案・脚本・監督:矢口史靖
■出演:長澤まさみ 瀬戸康史
田中哲司
池村碧彩 本田都々花 今野浩喜 西田尚美 品川徹
安田顕 風吹ジュン
■主題歌:ずっと真夜中でいいのに。「形」(ユニバーサル ミュージック)
■配給:東宝


































