坂本龍馬の“黒いうわさ”? 度胸満点の危ない交渉術に迫る!
11月21日(火)に放送される「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK Eテレ)では、11月15日(水)に没後150年を迎える幕末の英雄・坂本龍馬の交渉術を取り上げる。
人生に役立つ歴史上の人物の“知恵”を紹介する同番組。今回は、龍馬にまつわる新史料を公開し、薩長同盟の成立の場面などで龍馬が行った交渉の“裏ワザ”を読み解く。新史料は、薩長同盟成立の2日後に「寺田屋事件」で龍馬が幕府に没収された書類の内容。自由で豪快なイメージが強い龍馬だが、そこに記されていたのは事を成し遂げるための“はったり”や“情報操作”など、計算された交渉のテクニックだった。
海援隊が操っていた蒸気船「いろは丸」が衝突事故で沈んだ時には、事故の相手で御三家の一つ・紀州藩を相手にその“危ない”交渉術を駆使し、8万両もの賠償金をもぎ取った龍馬。
死の直前に書いた「新政府綱領八策」では、肝心の新政府のトップを伏せ字にしており、「なぜ具体的な名前をぼかしたのか」「龍馬の真意は何だったのか」と議論が絶たない。
あの手この手を使ってでも自分の信念を貫いた龍馬の“知恵”から、すぐにでも使える交渉テクニックを学ぶ。