「漫画やアニメとは違う表現の世界ができるのが生の舞台ならでは」(小野田)

――「緑の魔女編」は、4月からアニメも放送中の人気エピソードです。原作のこのエピソードには、どんな印象を持ちましたか。
小野田:どうしても自分の演じるキャラクターを中心に観てしまうので、やっぱりヴォルフラムの生きざまに惹かれました。自分の感情を押し殺して、使命のために働いているヴォルフラムですけど、その中で情や生きている証が出てくる。その不器用さにぐっときますよね。仕えるサリヴァン(Clara)とのちょっとしたやり取りも胸に来るものがあるんですよ。
「黒執事」というのは女性のファンの方が多いかもしれないですけど、男性の方も「緑の魔女編」はヴォルフラムの生きざまに男心がくすぐられるんじゃないかなとも思います。
立石:セバスチャンでいうと、シエルが何のために悪魔と契約したのか。その気持ちをえぐり出すために悪魔として本気を出すところが一番好きですね。前作の「寄宿学校編」では、「これぞ、悪魔!」というシーンが控えめだったので、今回ようやくガッツリと悪魔らしさを出せるのかなと思っています。
――演じるのが楽しみなシーンはありますか。
小野田:この2人だと、やっぱり一緒に料理をするシーンじゃないですかね。
立石:そうですね。原作を読みながら、どうなるかなと想像を膨らませていました。
小野田:立石くんは料理が得意と聞いたんですけど、僕は料理が全くできないんですよ。そこも演じるキャラクターに合ってて面白いなと思いますね。
――ミュージカルならではの表現になりそうですよね。
立石、小野田:(そろって)そうなんですよね!
小野田:声がそろっちゃいましたけど(笑)。漫画やアニメとは違う表現の世界ができるのが、生の舞台ならでは。あと、個人的には物語の終盤に向けてドラマがどう動いてくのか。『黒執事』は人間の業じゃないですけど、その心の動きを大切にしている作品だと感じているので、演じるのが楽しみなところですね。
立石:『黒執事』って、どのエピソードも“自分もこういう気持ちになったことあるな”と思えるところがあったり、同じ体験じゃなくても、自分に重ねられる部分があったりして、すごく気付きをもらえる作品だなと思うんですね。あと、つらいときもあれば、幸せな瞬間もあると思えるのが人生なんだな、とか。
悪魔として俯瞰で見ていると、人間は生きていくことの良さになぜ気づかないのか、という想いがあったりもするんですけど、そういったことを『黒執事』はファンタジーを通して伝えてくれているので、そこを舞台でもしっかりと伝えたいなと思います。
『ミュージカル「黒執事」~緑の魔女と人狼の森~』
<期間・劇場>【大阪】2025 年 9 月 12 日(金)~15 日(月・祝)梅田芸術劇場メインホール【東京】2025 年 9 月 21 日(日)~28 日(日)Kanadevia Hall
<原作> 枢やな(掲載 月刊「G ファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
<脚本> Two hats Ltd. 日置じゅん(D-6th)
<演出> 毛利亘宏
<音楽> 和田俊輔
<出演> セバスチャン・ミカエリス:立石俊樹
シエル・ファントムハイヴ:小林郁大
フィニアン:糸川耀士郎
メイリン:角川美紗
バルドロイ:北村圭吾
スネーク:佐藤永典
タナカ:本間 仁
ヒルデ・ディックハウト:蘭舞ゆう
グレーテ・ヒルバート:玉山珠里
アンネ・ドレヴァンツ:井上花菜
ババ様:天寿光希
decomayu 加藤 楓 北田涼子 根岸みゆ 平山るか
深瀬友梨 増田悠那 松島朱里 森下結音 山崎里彩
横山慶次郎
ジークリンデ・サリヴァン:Clara
ヴォルフラム・ゲルツァー:小野田龍之介
<主催> 【大阪公演】梅田芸術劇場
【東京公演】ミュージカル黒執事プロジェクト
(ネルケプランニング アニプレックス TBS アミューズ イープラス)
<一般発売日>2025 年 8 月 9 日(土)10:00
<料金> 【大阪公演】S 席:12,800 円/A 席:9,800 円/B 席:6,000 円(全席指定/税込)
【東京公演】全席指定:12,800 円(全席指定/税込)
◆公式サイト http://namashitsuji.jp/
◆公式 X https://x.com/namashitsujijp





























