日本人ダンサーでありながら、世界を拠点に活動するLOCKダンスチーム・Hilty&Boschが、12月2日(土)に結成20周年を記念したライブツアー“「Will」-Hilty & Bosch 20th Anniversary Live-”を、東京・なかのZERO 小ホールで開催する。
このライブツアーは、Hilty&Boschが今年リリースしたオリジナルアルバム『Step Out to the World』を引っ提げたツアーとなっており、日本を含めたアジア各国を回るツアーだ。アルバムリリースからライブツアーという流れは、アーティストであれば一般的であるが、ダンサーとしては非常に珍しいケース。まさに世界で活躍し、今後のダンスシーンを切り開いていく立場にあるHilty&Boschらしいダンスを見せ方を試みている。
本ライブツアーは、12月2日(土)開催の東京公演でファイナルを迎えるが、その最終公演でゲスト参戦するダンサーが次々発表され、ダンスファンの間で話題を呼んでいる。現在までに、以下のゲスト出演が発表された。
REATMO(ヒューマンビートボックス)、KITE(ダンサー)、WATA(ダンサー)、SATORU(ダンサー)、KATSUYA(ダンサー)
電子機材によってビートボックスや声を次々重ねていくことで楽曲を構築・演奏していく独自の奏法を持つREATMOのパフォーマンスも必見だが、ゲストダンサーがかなり豪華かつストーリー性を感じるメンバーであることに注目してほしい。
有名な2on2ダンスバトルの世界大会“JUSTE DEBOUT”で優勝経験があるKITEに、ブレイクダンス世界4大大会の"BATTLE OF THE YEAR"で前人未到の三連覇を果たしたTHE FLOORRIORZから、KATSUYA、WATA、SATORUが出演。
特に、KITE、WATA、SATORUの3人は、10月に放送されためちゃイケの人気シリーズ「岡村オファーがきましたシリーズ」で三浦大知とコラボレーションした際に「REPLAY」を岡村隆史と共に踊ったレジェンドダンサーとして共演した背景を持っている。
さらに、若いダンサーとも一緒に踊りたいと考えていたHilty&Boschは、一緒にライブに出演するダンサーをオーディションで選抜。
ストーリーや演技はなく、約90分を純粋にダンスで見せる本公演。自身の体力の限界に挑戦した内容になっており、Hilty&Boschは一般層だけでなく、ダンサーにも見てもらいたい。ダンサーの可能性を感じてほしいとライブについて意気込みを語っているようだ。
自分たちが作ってきたもの、関わってきたもの、そして若い世代のダンサーとステージの共有、全てを巻き込んで作り上げるライブは、ダンスシーンの歴史に残るエンターテイメントショーになることだろう。
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