
俳優・飯島直子が地元民に愛されるお店を飲み歩き、ゲストとぶっつけ本番でフリートークを展開する番組「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(BSフジ)。2023年6月に不定期で放送が始まり、好評につき2024年4月から毎週木曜日・夜10時からレギュラー放送されるようになった。初回放送から2年…視聴者の数も増え続け、注目度も上昇中。いい意味で素の飯島直子が見られる同番組の魅力、見どころを本番組のプロデューサー・稲本祐子とともに語ってもらった。
番組スタート時の飯島直子の心境は…「無謀だなと思いました(笑)」
――最初の放送が2023年の6月ということで、2年がたちました。ご自身の名前がついた冠番組が始まると聞かされた時、どう思いましたか?
飯島直子(以下、飯島):「無謀だな」と思いました(笑)。これまでレギュラーで出させてもらった番組はいろいろありましたけど、“1人で”というのは初めてで。外にロケに出る時はヒデちゃん(中山秀征)や松本明子さんが一緒にいてくれましたからね。1人で初めて訪れるお店に入って、知らない人とおしゃべりをしながら呑むというのは無謀だなと思いました。
――飯島さんにとって大きなチャレンジでもあったわけですね。
飯島:はい。でもお酒を呑んだり、街ブラがメインの番組がたくさんあるのは知っていましたから。やるなら、他と同じにはしたくないなという気持ちはありました。
――普通に営業している店に飯島さんが入り、しかも一般のお客さんとも積極的にコミュニケーションを取る。ほかに見ない企画ですし、すごく驚かされました。
飯島:うわぁ、そう言ってもらえるとすごくうれしいです。「他と同じ感じにしたくない」と言いましたが、実はこういうタイプの番組をほとんど見たことがなかったんです。だから「これって他と違うのかな?」なんて、最初の頃は思いながらロケしていたんですよ。
番組を見た人から「これまでに見たことない感じで新鮮でした」と言ってもらえた時、すごく嬉しかったのを覚えています。
四ツ谷ロケでの飯島直子の言葉にハッとさせられた(稲本P)
――稲本さんとしては、最初からこういう内容でいこうと考えていたのでしょうか?
稲本祐子(以下、稲本):はい。「“仕込み”や“やらせ”はナシ」というのが番組を作る上でのルールでした。私も含めて番組に関わっているスタッフはいろいろな番組を作ってきたので、番組を作る時のクセと言いますか…“何か盛り上がったほうがいいんじゃないか”と考えてしまいがちなんです。
やらせではないんですけど、無意識にそういう気持ちがあった。でも飯島さんの言葉で、気持ちが一気に切り替わったことがありました。
――それはどういったものなんですか?
稲本:四ツ谷のお店で撮影をした時、全然お客さんが来なかったんです。居酒屋の広い2階のフロアに飯島さんがひとりポツンと座った瞬間に、番組スタッフが全員慌て始めました。「まずい!このままだと番組が成り立たない」と。
仕込みなしというのは決めいてたのですが、流石にお客さんが誰もいないというパターンは考えていませんでした。「お客さんを呼んだほうがいいのかな?」とスタッフがザワザワし始めたところ、飯島さんが「やめて!そういうの、いいから。お客さんがいないならいないでいいじゃん!」と言ってくださったんです。その瞬間、「あ、そういう番組でもいいんだ!」とハッとさせらました。その回も最後の最後にお客さんが1組来店されたのをそのまま放送したのですが、この時のことは教訓みたいになっています。
飯島:あったねぇ…。番組スタッフの方たちの気持ちもわかるんですけど、私としてはこういう状況もあり得ると想定していました。でもそこでお客さんを呼んだりするのは、やっぱりちょっと違うかなと思ったんです。
稲本:お酒を飲むといっても番組なので、ベロンベロンになって潰れるまで飲むわけにはいかないじゃないですか。限られた時間で撮影をおこなうなかで仕込みがない分、お客さんが来るのか不安でいっぱいだったんです。でも飯島さんが「それでいい」って示してくれたので、私たちにも焦りがなくなりました。
飯島:お客さんがいればお話とかして、一緒に飲みながら楽しめればいい。でもお客さんがいないんだったら、私が最近あったことをひとり言のように話す感じもありかなと思ったんです。
https://www.bsfuji.tv/konyaipai/
■「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」TVer視聴ページ
https://tver.jp/series/srcbdvsuog
■「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」FOD視聴ページ
https://fod.fujitv.co.jp/title/90fa/
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