
俳優の櫻井海音が、7月12日に東京・丸の内TOEIで開催された「さよなら丸の内TOEI『【推しの子】-The Final Act-』上映後舞台あいさつイベント」に登場。共演の齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずきと撮影時のエピソードなどを語った。
丸の内TOEIは劇中劇「15年の嘘」での撮影でも使用
同イベントは、7月27日(日)に閉館する「丸の内TOEI」の65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩るプロジェクトの一環で、映画「【推しの子】-The Final Act-」(2024年)の上映後に行われた。丸の内TOEIは、同作の劇中劇「15年の嘘」関連シーンの撮影ロケ地でもあり、アクア役の櫻井、ルビー役の齊藤、有馬かな役の原、黒川あかね役の茅島にとって思い出が残る場所。劇場版公開前日の2024年12月19日に行われた前夜祭イベントでも登壇していた。
そんな思い出深い劇場がもうすぐ閉館を迎えるということについて、櫻井は「長い歴史の中の一つになれたというのは光栄なことだなと思いますし、さっき『さよなら丸の内TOEI』のイベントポスターにサインを書かせていただいたんですけど、我々が書いていいのかなってくらい、これまで登壇されている方々がすごいですよね」と過去の登壇者の豪華さに恐縮した様子を見せ、齊藤も「豪華な方々で。端っこに書きました。細いペンで(笑)」と、控えめにサインを残したことを伝えた。
また、あらためてドラマ版、劇場版と主演として駆け抜けた「【推しの子】」を振り返り、櫻井は「本当にプレッシャーというか、ここまで大きな作品、規模感の中で自分がアクアという役を演じるのもそうですし、自分にとっては映画初主演の作品だったので、そこに対する緊張感もありました」と述懐。
その上で、今だから話せることとして、櫻井は「主演というのをマネジャーから告げられたのはクランクイン(撮影開始)するマジで2日前ぐらいなんです」と衝撃のエピソードを打ち明けると、他の共演者も「ええっ!?」「恐ろしい話!」と驚きを隠せない。続けて櫻井は「現場での立ち居振る舞いだったり、どうしたらいいかを必死に考えながら、2日間で作り上げていきましたね(笑)」と回顧した。

櫻井、齊藤と双子役で「『似てきたね』って言われたことが…」
櫻井と齊藤は双子役ということで宣伝など2人で稼働することも多かったが、互いに双子っぽいなと感じた瞬間を問われると、齊藤は「普通に撮影があって、朝起きて適当に服を選んで家を出たんです。現場に着いてお仕事して、終わって着替えようと思ったら、先に櫻井さんが着替えてらっしゃったんですけど、ほぼ同じような服を着てて! 何も打ち合わせしてないのに、“おそろコーデ”になっていた日があって、そのときはびっくりしました」と明かす。
一方、櫻井は「白のもこもこのダウンを2人とも着ててね。それは驚きましたし、1回客観的に現場のスタッフさんから2人が画に入っているカットで『何か似てきたね』って言われたことがあって、そういうエピソードはありますね。今は全然違います。アクアの面影もない!」と、撮影時はやはり似たところがあったと振り返る。
そんな2人に対し、原は「似てます! 撮影期間中の2人の掛け合いが、ツッコミ、ツッコまれみたいなのが出来上がってた。目線とか返さないで、隣同士で軽い小競り合いみたいなのをしていたりして、面白いものを見せていただいていました」と客観的に証言した。
その他、劇中の恋愛リアリティーショー「今からガチ恋始めます」での茅島との思い出を聞かれ、櫻井は「あれがほぼ初めましてだったんですよ。インの日にキスシーンだったよね」と回顧すると、茅島は「一言も喋ってくれなくて…。コミュニケーションって大事じゃないですか。こういうシーンの前なのに。全然ダメでした。目も合わないし」とまさかのダメ出しが。
それを受け、櫻井は「クールな印象の方だなって思っていたんで、喋りかけたら怒られたりしないかなって」と茅島に気を使っていたのだと主張するも、茅島は「違うよ」と否定し、クランクインして早々のキスシーンでも「動じずに撮影できたけど、逆に喋ってくれないことに動じてた」と苦笑い。櫻井は「僕だけ緊張してました」と反省し、茅島も「私も、はい(笑)」と、最後は仲良く互い緊張していたことを打ち明けていた。
◆取材・文・撮影=森井夏月(STABLENT)
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