
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「フェリシモ猫部」にて毎週月曜日に連載中の漫画『ふうらい日和』(FELISSIMO刊)より、『猫一家を保護した話』を紹介する。作者のはる蔵さんが、6月23日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、はる蔵さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
エンジンルームに潜んでいた3匹の子猫

ある日、はる蔵さんが習慣どおりにボンネットを叩いて動物がいないかを確かめると、エンジンルームから物音が。ボンネットを開いて確認すると、そこには子猫が3匹いたものの瞬時に逃げ出してしまう。
数日間子猫たちの姿は見られなかったが、母猫と道路を横断しようとしているようすを目撃したはる蔵さん。母猫は以前はる蔵さんの前に姿を見せた“うめちゃん”であることに気づき、“うめちゃん一家”の保護を決意して動き始める。しかし、次に見つけた時には3匹いた子猫のうち1匹が姿を消していて…。
この野良猫の保護を描いた漫画を読んだ人たちからは、「とても強い覚悟を感じる」「ここまで考えて保護する人はなかなかいない」「エンジンならぬエンジェルルーム」など、多くのコメントが寄せられている。
実体験をもとに紡がれた、野良猫たちとの出会い

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
昨年の秋に野良猫の一家と出会い、保護した実体験を漫画にしました。
――本作では、うめちゃん一家との出会い、そして向き合いはじめるようす非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
野良猫の命と向き合うのはセンシティブなことですが、ふと本作を目に留められた方にも気軽に読み進めていただけるように工夫しました。小さな身体で懸命に、危険な外の世界で生きる子猫たちの描写に注目していただきたいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
特に気に入っているのは、「2匹目の子猫1」でモフちゃんが月明かりに照らされ佇んでいるシーンです。今回の保護を通して1番印象に残った瞬間でした。あの時、もしモフちゃんの叫びに気付かなかったら…と思うとゾッとします。気に入っているセリフは「保護しなければ一生後悔する」「お金は減ってもまた頑張って増やせば良い!命には代えられない!!」です。猫を保護するのは正直とても大変なことなので、覚悟が必要でした。過去に猫の家族を保護した経験にも後押しされ、今回出会った猫一家を見過ごすことは出来ませんでした。みんなに安全な場所で、飢えにも寒さにも脅かされることのない穏やかな猫生を送ってもらいたかったのです。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
実体験をもとにストーリーを考えていますが、起こったこと全てを描こうとすると膨大なコマ数が必要になってしまうので要点をまとめています。シンプルにまとめる中で、読者の皆さまにも背景が伝わるようにと意識しています。
――はる蔵さんの作品は、テンポがよくとても読みやすいように感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
ストーリーを組み立てる過程で、見ていただきたいシーンを大まかに決めています。そこに少しずつ肉付けしていくイメージです。4コマ形式は限られたコマ数なので、シンプルかつパッと見ただけでも印象に残るようにと意識しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
見た人がクスッと笑えたり、心がじんわりと温まるようなものを描きたいです。イラストレーターとして、より精力的に活動していきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも本当にありがとうございます。とても励みになっております。これからも、皆さまに楽しんでいただける作品を描き続けられるように精進します!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。


























