
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2025年4月25日に作者の緑花さんがX(旧Twitter)に投稿された『上月さんと水倉くん』をピックアップ。
本作がX(旧Twitter)に投稿されたところ、1.2万件の「いいね」と多くの反響コメントが寄せられた。本記事では作者の 緑花さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
憧れの彼女を超えちゃった!?

水倉くんの憧れの彼女、上月さんは成績優秀、文武両道、品行方正な完璧女子。誰もが憧れる彼女に恋して必死に頑張り、なんと彼女と同じ高校に「主席合格」を果たしてしまった。水倉くんは彼女に近づきたかっただけなのに、彼女を追い越したことに戸惑いを隠せない。
そんな彼の前に突然憧れの上月さんが姿を現れて、彼の心臓は破裂寸前。しかし彼の前で見せた上月さんの素顔は水倉くんのイメージとは違って…。彼女の本性に身もだえる水倉くん、水倉くんの予想外の反応にうろたえる上月さん。2人のズレまくる掛け合いに「あまりにも良い」「続きを…」「コレを求めていた」など読者から多くの反響が寄せられている。
作者・緑花さん「女の子が宣戦布告する台詞が気に入ってます」

――『上月さんと水倉くん』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
2月のCOMITIA151でお会いした編集者様から恋愛もののお話を作りましょうとお声をいただいたことがきっかけです。
最初男の子は学年最下位の設定で、2位の女の子に1位だと勘違いされて宣戦布告されちゃうという企画で出したのですが、「分かりやすく1位と2位のお話にしましょう」と編集者様からアドバイスをいただき、なら「男の子が女の子の順位を追い越しちゃおう!」と思いこのお話が出来ました。
あとは制作時期が春だったこともあり、桜を関連付けて舞台も入学式にして、と季節を意識してあの形になりました。
――主人公2人の掛け合いが面白いですが、2人を描くうえでこだわったことや気に入っているセリフがあれば理由と共にお教えください。
ありがとうございます!
編集者様からギャップが大事だというお話を聞いていたので、それぞれにギャップが出るよう意識しました。
気に入っているのは女の子が宣戦布告するところの台詞です。
女の子の正体というか、本音を出す大事な場面なのでどうしても見開きであの構図で見せたくなってしまって、編集者様に見開きでもいいですか?ってどきどきしながら聞きました。
あの辺りの流れは特にいろいろな方に良いと言っていただけてとても嬉しく、自分でもこだわった部分なので気に入っています。
――本作には「続きを読みたい」という声が多く寄せられていますが、続きを描くご予定はありますか?
本当にたくさんお声をいただき有難い気持ちです。
既に個人誌で2話目を描いて出してはいるのですが、内容にあまりしっくりきていなくて読切と連載の難しさの違いをひしひし感じました。
これからも学びながらゆっくり自分のペースで続きや小話などを作っていけたらいいなとふんわり思っています。
――今後の展望や目標をお教えください。
今年の2月から一次創作を始めてまだ作品があまりないので、これからたくさん作っていろんな方からアドバイスをいただき学びと経験を深めたいと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
お言葉のひとつひとつがとても励みになっていて、本当にいつも感謝の気持ちがたえません。
これからもまた私の漫画に出会った際はぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
まだまだ未熟ではありますが頑張りますので応援よろしくお願い致します!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。




























