――共演の多い2人ですが、お互いの役についてはどのように感じられましたか?
宮野「また櫻井さんと近しい役でやらせていただけるのは、非常に安心感があって。特にプレスコだったりもするので、間合いであったりとかを一緒に作っていけるのはうれしかったですね。ハルオは無謀だと思える計画を実行したり、他の人に理解されず異分子として扱われる部分があるので、理解してくれるメトフィエスがいてくれることが、ハルオにとって安心感があり活動できる。そういう役との連動性もあったかなと思います」
櫻井「ハルオとの会話が多いキャラクターでしたが、宮野くんとは関係性も築けていますし、ほかのキャラクターと違う距離感を演じる、そういうお芝居のやり取りを宮野くんとできるのは楽しかったです。あとはゴジラというのはすごくビッグタイトルで、お芝居の取り組み方も役の捉え方も、いろいろ考えなきゃいけないこともあったんです。そういうところで宮野くんが主人公をやっていることが、僕にとって安心材料じゃないですが、そんなことを感じていました。真ん中に立つ人で、その場の雰囲気やモチベーションが変わってきますが、その目に見えない空気感ってすごく大事で。それができ上がった作品にも出るので。そういう意味で、宮野くんは指針になってくれたなと思いましたし、すごく頼れる存在でした」
――収録はどんな雰囲気だったんですか?
櫻井「割りと集中したスムーズな現場だったよね。あ、そういえば宮野くんと花澤(香菜)さんと諏訪部(順一)さんとご飯を食べに行ったね。そこでもまたゴジラの話して、息抜きにもなったんだけど『この後も、頑張ろうぜ』ってことで終わって」
宮野「プレスコだったので、みんなのイメージを共有する時間みたいなのがあったのは特殊だったかなと思います」
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