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佐奈宏紀、『刀ミュ』出演で感じた手応え アーティストと俳優の両立に感じるやりがい 

2025/07/28 18:00

音楽活動では、リアルな佐奈宏紀が見られる

佐奈宏紀
佐奈宏紀撮影=梁瀬玉実


――ここからは音楽活動についてもお話を聞かせてください。これまでのシングル曲を集めた1st Album『planet』を6月にリリースされましたが、このタイミングでアルバムという形にしようと思ったのはどうしてだったのでしょうか?

ここで「1st Album」と言っているのも僕の気持ちの表れなんですが、次のステップに進むために、一旦これまでの曲を形にして、これからは次のアルバムへの1歩が始まるという気持ちがまず1つ。それと、最近の作品で新しくファンになってくれた方も多くて。でも僕がこれまで出した曲は、サブスクでは聞けますが、CDはもう買えないので、アルバムという形でCDにすれば、改めて手に取りやすくなるのかなと。新しく知ってくれた方にも僕のアーティスト活動を見てもらいやすいようにと形にしました。

――総集編かつ入り口、という感じなんですね。そして8月16日(土)には4th FAN LIVE『佐奈と煌る 〜キラメキの閃光花⽕〜』が行われます。ライブは昨年の12月ぶりとなりますが、楽しみにしていることはありますか?

このライブで新曲を発表するんです。今まで発表してきた曲は結構ゆったりした“夜の高速道路”みたいな曲が多いんですけど、今度発表する新曲は熱く激しく燃える曲。どデカい花火をぶち上げるような曲なので、みんながどんな反応をしてくれるのかが楽しみです。

――当日は計3公演行われます。そのうち3部はファンクラブ会員限定公演ですが、この3公演はどのような違いがありそうですか?

1部と2部はがっつりライブで、それぞれでセットリストとゲストが違う形です。3部はちょっと違って、アコースティックミニライブになる予定です。ファンクラブ会員限定公演ということで、ゆったり、心の距離感近めのアフターパーティーみたいな感じになるかなと思います。

――それこそ今回初めて佐奈さんのライブを見るという方もいると思いますが、ライブではどんな佐奈さんが見られそうですか?

何よりも、音楽をやっている僕自身を見られます。役をまとっていると、その役が思っていることを発信しますけど、アーティストとして活動しているときは僕が発信しているし、歌っているので。だから本当はめちゃくちゃ恥ずかしいんですよ。

――そうなんですね。

はい。僕はもともと自分の思いを言葉にして伝えるのが得意じゃないので。実は人ともなかなか心の底からは仲良くなれないし。ただ、メロディと音楽に乗せたら自分の思いを発信できるんだ、表現できるんだって、アーティスト活動をしてみて気付きました。だから僕の心の叫びとか心の中で流れているとか、リアルな佐奈宏紀が見られると思います。

――佐奈さんはパブリックイメージとしてすごく明るい印象があるので、「自分の思いを言葉にして伝えるのが苦手」というのは意外でした。

僕を深く知っている人は「めっちゃ明るいけど、心の底に爆裂な闇を抱えているよね」と言います。そう言われると「そんなことないよ」って言うんですけど、ちょっと自覚あります(笑)。中国の……太陰太極図みたいな。陰と陽のどちらもあるという感じです。

――アーティストと俳優、それぞれの楽しさややりがいはどのように感じていますか?

今話したように、本当の自分や本音を歌だと堂々と表現できるっていうのは、アーティスト活動の楽しさですね。「僕はこんな人間です」って言う感じ。それは普段の僕では絶対にできないことなので、歌の力を借りてできることはすごくやりがいがあるなと感じます。俳優はその逆で。役をまとうことで、自分の人生では絶対に経験できないことを経験できる。他人の何倍も人生を生きている感覚がして楽しいです。その代わり、そうなるためにはめちゃくちゃ真剣にその役について考えなきゃいけないんですけど。

――音楽活動では、ファンから歌詞を募集するという試みも行っていますが、佐奈さんにとってファンの方とはどういう存在なのでしょうか?

僕は自分の好きなことをまっすぐやるタイプ。だから今応援してくれているファンの方々は、自分を認めてくれる存在、肯定してくれる存在です。「佐奈くんが好きって思うこと、めっちゃいいね!」と言ってくれる仲間みたいな。そういう仲間が増えてきて「これ面白くない?」というのをもっと共有したいと思うようになって。だからもともとは自分のやりたいことなんですけど、今は、それをみんなに教えたいとか、共有したいという思うエネルギー源のようになっています。

――そこからまたエネルギーをもらって、みたいなサイクルで。

はい。自分を認めてくれるから、「もっと認めてほしい」って思う。エナジーですね。「Red Bull」。翼です(笑)。

コメディは、笑いを取ろうとするとドツボにハマる

佐奈宏紀
佐奈宏紀撮影=梁瀬玉実


――さらに9月に上演のBloody Love 歌劇『ババンババンバンバンパイア』の出演も発表されました。

もともと作者の奥嶋ひろまささんが好きで、他の作品も含めてよく読んでいたので、まず、出られるのがすごくうれしくて、素敵なものにしたいなと思っています。演出を手がけるのも、コメディが得意な川尻恵太さんですし安心ですね。

――主演を務めるのは水江建太さんです。

水江建太くんとは「BANANA FISH」The Stageで共演しましたが、当時はシリアスな宿敵役で。今回はコメディ寄りの作品での宿敵なのでそこも楽しみです。水江くんってあんまりコメディをやっているイメージが僕の中にはなくて。「BANANA FISH」ではアッシュとしてマウントを取られたので、今回は僕がマウントを取ろうかなと思っています(笑)。

――ちなみにコメディはお得意ですか?

コメディはよくやっていますね。

――では、自信もある?

うーん……そういう思考になったら、コメディってたぶんダメなんですよ。笑いを取ろうとするとドツボにハマる。気が狂っているやつが勝てるので、顔合わせの時点で坊主にしていこうかなと思っています(笑)。とにかくできることを全部やって、楽しもうと思っています。

下に続きます

佐奈宏紀4th FAN LIVE『佐奈と煌る 〜キラメキの閃光花⽕〜』

2025年8月16日(土) 東京都・TIAT SKY HALL

佐奈宏紀オフィシャルサイト
https://sana-hiroki.com/
『犬夜叉』
『犬夜叉』
茅野イサム (監督), 喜矢武 豊(ゴールデンボンバー) (出演), 若月佑美(乃木坂46) (出演), 佐奈宏紀  (出演), 伊藤純奈(乃木坂46) (出演), 滝口幸広 (出演)
「BANANA FISH」The Stage -前編-
「BANANA FISH」The Stage -前編-
松崎史也 (監督), 畑 雅文 (Writer), 水江建太 (出演), 岡宮来夢 (出演)
舞台「パタリロ!」
舞台「パタリロ!」
--- (監督), 池田鉄洋 (Writer), 加藤諒 (出演), 佐奈宏紀 (出演), 細貝圭 (出演), 金井成大 (出演), 石田隼 (出演), 吉本恒生 (出演), 佐藤銀平 (出演), 吉川純広 (出演), 三上陽永 (出演), 柴 一平 (出演), 香取直登 (出演), 青木玄徳 (出演), 鈴木砂羽 (出演), 池田鉄洋 (出演), 西ノ園達大 (出演), 大堀こういち (出演)
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