朝倉未来がクレベルに4年前の雪辱果たす「絶対フェザー級のベルトを取りにいきたい」 <超RIZIN.4 試合後インタビュー>

さいたまスーパーアリーナで開催中の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(ABEMA PPVほかで全試合生中継)メインイベントとなる第15試合で、朝倉未来とクレベル・コイケがRIZIN MMAルール:5分3Rで激突した。4年ぶりとなる対戦は2-1の判定で朝倉未来勝利。クレベルに対し、4年前の雪辱を果たした。
テイクダウンを許さない朝倉
前回の対戦は2021年6月13日の「RIZIN.28」。この時はクレベルが三角絞めで一本勝ちとなった。4年ぶりのリベンジマッチとなった今回、クレベルは前回同様テイクダウンに持ち込もうとしたが、朝倉未来が巧みに処理。肘や鉄槌など有効打を入れていった。
判定2-1で朝倉未来に軍配。勝利後のマイクで「やったぞー!」と観客にアピールした朝倉は「格闘技、最近勝ったり負けたりだったんですけど、諦めずに続けてたらいいことありますね」と喜びの声を挙げた。さらに「クレベルまたやろうぜ。1対1でしょ。またクレベルとやろうと思ってます。あと『注射の仮病ニキ』はどこで何してるんですか? お前、一回列並びなおせよ。次、ケラモフやろうぜ。年末また見に来てください」と今後の展望を語った。
朝倉未来試合後インタビュー

―― 試合を終えた率直な感想をお聞かせください。
朝倉:格闘家は一試合で大きく人生が変わると思うので、クレベルも僕もこの試合にすごい懸けてきたと思うんで、とにかく勝てて良かったです。
―― クレベル選手とは4年ぶりの再戦ということでしたが、4年ぶりに拳を交えてみた感想は?
朝倉:チャンピオンだっただけあって強い選手です。まあ判定勝ちで勝ちたいといったものの、本当は倒したかったんですけど、なかなかこう攻めづらい何かがありますね、クレベルは。こう目の前に立つと。
―― 4万人のファンが集いました。ファンの前で復活を見せられたことを、どう思ってるか是非教えてください。
朝倉:本当に嬉しいし、4年前はYouTubeとか始めてまだ2年ぐらいの時かな。格闘技がすごい勢いで広まってる時に、クレベルに負けて。当時たくさんの人が悲しい思いをしたというDMをもらったんで、まあ今日はすごい喜んでもらえてよかったなと思います。
―― 試合前に未来選手は確信めいた、勝つということをおっしゃっていたんですが、今回は作戦がはまったという感じなんでしょうか?
朝倉:そうですね。クレベルの狙ってくることとか、試合の癖みたいなのはめっちゃ研究して、徹底的にやってきたんで。まあ極められることはないなと思ってました。
―― 今後の目標展望というのを教えてください
朝倉:ファンが一番見たい人と試合したいです。
―― 4年ぶりにクレベルと対峙して、楽しさとか喜びなどを感じる部分はありましたか?
朝倉:喜びはないっすね、勝つまでは。ただお互い変わった感じはしましたね、この試合を交えてみて。
―― それは2人だから分かる部分っていうことですか?
朝倉:前よりレベルは上がったと思います、全然。
――会場から「未来コール」があったと思うんですけど、ご自身の後押しになりましたか?
朝倉:いつありました?(インタビュアー「試合中です」)、あぁ…聞こえてないです。
―― 試合に集中されて。
朝倉:はい。
――試合後のマイクで、クレベル選手ともう一回やりたい、ケラモフ選手とやりたい、あと「注射の仮病ニキ」…まあ平本蓮選手のことだと思うんですけれども。
朝倉:いや、平本とは言ってないですけど。
―― 失礼しました。シェイドゥラエフ選手とかもいますけれども、この中で大晦日に自分に選択権があるとしたら誰を指名したいですか?
朝倉:選択権があるとしたら平本とやりたいですね、でもまた怪我でできないんじゃないですか。ですし、復帰1回目にやったら、あーだこーだまた言われても面倒なので、ちゃんと絶好調なときにしっかりやってやりたいと思います。なので…誰でしょうね。誰が一番見たいのかはちょっと、皆さんの意見を聞いて決めたいですね。本当はでもチャンピオンに挑戦したいなって思いますけど。
―― 榊原さんもこの試合の勝者はその権利があるということもおっしゃっていたので、9月のタイトルマッチの勝者と。
朝倉:はい、やりたいですね。
――クレベル選手にテイクダウンを許さなかった、背中を取らせなかったという点なんですけど、そこが今回、一番メインにフォーカスしたことなんでしょうか?
朝倉:うーん、もちろんそうっすね。テイクダウンは取らせないとは思ったんですけど、思ったよりこう、テイクダウン能力高くて、びっくりしたっすね。当初の予定では、テイクダウン取られないから引き込みだけを注意してました。
クレベルって三角絞めに関しては、右足しか入れる方の三角しか取らないんですよ、今までの過去の試合を見ても。で、斎藤裕選手がクレベルの手の内側に、肘をついて、そうするとクレベルって腕をここに入れて足をこうやって入れてくるんですけど、内側にいれとけば、取られないっていうことを研究していて。練習でもずっとそれを徹底してやってて。まあ下から極められることはないかなと思ってました。
―― しつこくテイクダウンしてきた印象があるんですけど、動きは整理できていた?
朝倉:うん、自信はありましたね。テイクダウン来ても別にいいかなって。ただその代わり、テイクダウンがすごい多かったんで、打撃が踏み込みづらかったなって思いました。

――判定が2-1で割れたのは、未来選手としては納得というか。
朝倉:うーん、まあ普通に3-0で勝ったと思ってて、終わった時は。有効打もらってないんで。まあRIZINの判定って、ダメージが一番最優先だと思ったんですけど、アグレッシブさはクレベルの方があったのかなって思って。まあそこはこうレフェリーとか審判がどう取るかなんで、いいんじゃないですか。

―― 最初にクレベル選手に入った時はドキッとした?
朝倉:うーん。「ヤバいだろ」って言いそうになっちゃいました(笑)。

―― クレベルに2度くらいトップを取られそうになった時に、未来選手が下からスイープを使ったんですけど、あれは返し方を徹底的にやってきたんでしょうか?
朝倉:結構スイープ得意なんですけど、あれはそのうちの一つですね。特別やってきたとかじゃなくて、グラップリングの練習とか、あえてテイクダウン取られた状態からの練習などは、クレベルの対策関係なしにずっとやってきたんで、それが活きたのかなと思いますね。
―― バックを取られないようにしたのも作戦通りだったんでしょうか?
朝倉:そうですね、バックは、完全にバックつかれてからもめっちゃ得意なんですけど…そういう研究をして、得意になったので。4の字フックとかかけられた状態から逃げるというのはずっとやってきたんで。まあただクレベル、寝技が異次元なので、なるべく取らせないように、こう徹底して。

――最後に復帰2連勝を飾りました未来選手からファンの皆さんにメッセージをいただけますか。
朝倉:やりました。フェザー級のベルトは元々俺のために作られたと思ってるし、一番RIZINがこう旗揚げされて、俺が出場し始めて、最初7連勝していた時もフェザー級に相手がいなくて。俺が盛り上げてきたっていう、自負があるんで。最後は絶対フェザー級のベルトを取りにいきたいと思います。































