
四人組ロックバンド・スピッツの楽曲を原案とする映画「楓」(配給:東映/アスミック・エース、12月19日[金]全国公開)。このたび、福士蒼汰と福原遥がW主演を務めることが発表された。合わせて、原案かつ主題歌であるスピッツの楽曲『楓』に乗せた予告映像<楽曲編>とティーザービジュアルが解禁となった。
国民的バンド・スピッツの楽曲が初の映画化
映画化されるのは、1998年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされた『楓』。印象的な歌詞とメロディは、聴き手それぞれの大切な人との別れや忘れられない想いといった、様々な感情を包み込む歌となっている。
監督は行定勲氏が務め、「世界の中心で、愛をさけぶ」に続くラブストーリーに挑む。脚本は高橋泉氏(※)、そして劇伴を含む音楽は、藤井風など様々なアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、近年ではCMや映画・ドラマなど、数々の楽曲を多方面に提供する“Yaffle“(読み:ヤッフル)が担当する。
「楓」の花言葉でもある、“大切な思い出”や“美しい変化”、そして“遠慮”がキーワードとなる本作。物語の主人公は、人生のなかで大切な人を失った2人の男女。出逢いと別れ、愛と悲しみ、胸に刻まれた過去とそれでも続いていく現在。そして未来へ進もうとする2人の姿を、季節の移り変わりを通して描く。

福士蒼汰と福原遥が恋人役に初挑戦
そんな本作だが、このたび、福士蒼汰と福原遥がW主演で初の恋人役を演じることが明らかに。
若手俳優の登竜門と言われる「仮面ライダー フォーゼ」(2011)への出演をきっかけに、端正な顔立ちと親しみやすく爽やかな笑顔で知られ、日本の映画やTVドラマで幅広く活躍してきた福士蒼汰。近年は自身の英語スキルを活かした海外進出にも積極的で、Huluオリジナル「THE HEAD」Season2(2020)にはメインキャストの一人として参加し全編英語ゼリフに挑戦。さらに、Netflixの韓国ドラマ「この恋、通訳できますか?(仮題)」でのトリプル主演も決定しており、「愛の不時着」を手掛けたプロデューサーが代表を務める韓国の大手ドラマ制作会社「Triii Studio(ツリースタジオ)」と、日本人俳優として初めて直契約を結んだことでも話題になった。
劇場映画では「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)以来、9年ぶりに日本の恋愛映画界に帰ってきた福士だが、本作で演じる涼は、運命に翻弄されながらも、自分より愛する恋人を大切に想う優しさと包容力にあふれたキャラクターとなっている。
そして、福士と初の恋人役・亜子を演じるのは、福原遥。テレビ番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(2009‐2013)で「まいんちゃん」として親しまれた子役時代を経て、NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022‐2023)へのヒロイン抜擢、さらに興行収入が45億円を突破した映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(2023)では、戦争時代にタイムスリップし、特攻隊員と恋に落ちる女子高生のヒロインを演じた。放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、蔦重を慕う花魁・誰袖を演じ、その確かな演技力が評価されている。
本作で演じる亜子は、大切な人を失い、喪失感を抱えながら、日々を前向きに生きようとするキャラクター。清純でまっすぐな役を演じることの多い福原だが、本作ではこれまでにない難役に挑んでいる。
また、主演情報と合わせて、予告映像<楽曲編>とティーザービジュアルが解禁。緑豊かな山々や湖、星空など、美しく壮大な自然があふれるニュージーランドで撮影が行われた本作だが、予告やビジュアルにもその美しいロケーションが散りばめられている。
今回解禁となった予告映像は、楽曲『楓』に乗せて本作のシーンが切り取られる。詳細なストーリーは明かされていないが、見る人それぞれが『楓』の楽曲とともに、登場人物の感情やその先の物語を想像できる映像となっている。ニュージーランドで仲良く旅行中の2人の「これはこっちの楓」という会話。そして、地平線に広がる湖を前にひとり佇む亜子の後ろ姿。寂しげな雰囲気が漂うかと思えば、食卓を囲んだり、猫と触れ合うなど、2人の幸せそうな日常が映し出される。過去の思い出を懐かしむような描写もあり、切なさを予感させるシーンも。星空世界遺産であるテカポ湖の星空が登場するが、“星”はこの物語を象徴する一つであり、2人の運命への関わりを感じさせる。
またティーザービジュアルには、ニュージーランドのテカポ湖を背景に優しく笑い合いながら同じ方向を見つめる涼と亜子の姿、そして、“さよなら 君の声を抱いて歩いていく”という切なさを予感させる『楓』のフレーズが刻まれている。

































