鳴木「あなたは父にすべての罪をなすりつけた」
極東大学病院の天童院長や網野(ユースケ・サンタマリア)ら幹部が集まる会議に、倉持(坪倉由幸)を連れて乗り込んだ鳴木。3年前の医療過誤の真相として、執刀医は父・将成ではなく倉持だったこと、手術直後、隠ぺいを指示した者がいたことを明かし、指示した人物は天童ではないかと暗に示しす。「その人物の名前を今、明らかにできますか?」と問われた倉持が口を開きかけたとき、天童が「本件は私が預かります」と言い放つ。
そんなある日、「Dr.コネクション」にまもりとその父・石上倫志(新納慎也)がやってくる。弟の道徳に転職相談を断られたという倫志は、国から理不尽に資格を奪い取られた過去があると語る。しかし、倫志はプライドが高いがゆえに、一度騙された過去から軌道修正しようと焦って不正に手を染めていたことが明らかになる。道徳はすべて把握しており、まもりは倫志に失望する。
今更転職できないという倫志に鳴木は「いや、私なら可能だ」と言い切る。内定を辞退されてピンチに陥っている富山の病院に紹介し、鳴木は多額の報酬500万を受け取る。
一方、倉持がドイツへと旅立つことを知った鳴木。それは、真相が確定しないうちに海外へ逃がし処分をあやふやにするという天童の策略だと思われた。鳴木は倉持に全てを明らかにするよう訴えるも、倉持はあの日の記録をすべて奪われたことを明かし、「戦える相手じゃない。従うしかないんだよ…」と吐き捨てて去る。
その後、依岡から黒幕と思われる人物の情報が鳴木に入る。鳴木は夜長のミッションによって事前に知っていた、“トパール術”に用いるスティフトを開発しているスティファ―社の社員と黒幕の密会の場所に赴く。そこには網野がいた。「あの医療過誤の日、倉持にトパール術のオペ続行を指示し、その後の隠蔽を画策したのはあなたですね、網野教授。あなたは父にすべての罪をなすりつけた」と鳴木は言う。
スティファ―社の社員は去り、鳴木は網野と対峙する。鳴木は「倉持を極東に招いたのはあなただ。スキルの高い彼をスカウトし、トパール術の担い手、孤高のスター医師へと育てた。すべてはトパール術を普及し、莫大な利益を得るため」と言って、スティファ―社との癒着を示す資料を提示する。
「あなたは自分の私欲のために父を犠牲にした。あなたの罪をすべて白日のもとに晒す。そしてあなたに会見で謝罪をさせる」と告げる鳴木。「後日、ゆっくり話しをしよう」と網野は言い、鳴木は立ち去る。
後日、依岡から鳴木のもとに、網野が院長選に立候補したと連絡が入る。「もし、網野教授が院長となればすべてが闇に葬られる」と依岡は力なく話すのだった。
黒幕だった網野と鳴木が対峙する姿に固唾を飲み、網野がさらに画策するようすに不安でドキドキとさせられた。X(旧Twitter)でも、「黒幕はやっぱり網野先生か…」「待ってました闇のサンタマリア」「私が見たかった最高のユースケ・サンタマリアきたー!!」「お父さんの事件で何気にいい人ぶってる網野教授怖すぎます」「網野教授が終始飄々としてるのが逆に黒幕のサイコパスっぽさで良き」「一体どうなるの 次回の展開が気になりすぎる」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=入江奈々
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