
桃太郎を題材に、鬼の血を引く者たちと桃太郎の血を引く者たちの争いを描くTVアニメ「桃源暗鬼」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMAにて先行配信、ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第五話が8月8日に放送された。桃太郎機関に襲撃された鬼機関京都支部の救援に向かった四季たち。自分の血で人を救う鬼と、自分の細菌で死体を弄ぶ桃太郎が登場し、視聴者から「どっちが鬼か分からない」という声が上がった。(以降、ネタバレが含まれます)

「ここが俺たちの戦場だよ」 花魁坂京夜の台詞に痺れる!
桃太郎機関に突如、襲撃された鬼機関京都支部。無陀野無人(CV:神谷浩史)は鬼ごっこ試験を中断し、一ノ瀬四季(CV:浦 和希)たち新入生を連れて救援に向かう。京都に到着した一向は、地下深くに秘匿されたアジトへ。そこで戦闘部隊を裏でサポートする援護部隊を手伝うことになるが、すぐにでも桃太郎と戦いたくてウズウズしている新入生たちは当初乗り気ではなかった。そんな彼らを前線へと赴く無陀野に代わって導くのが、援護部隊の総隊長・花魁坂京夜(CV:木村良平)だ。
アジトには次々と桃太郎との戦いで負傷した戦闘員たちが運び込まれてくる。なかには四肢を欠損し、肺も広範囲に負傷して命が消えかけている男性も。どう見ても助かりそうのない男性に、自分の血液で輸血を開始する花魁坂。すると男性の欠損した手から腕が生え、肺の傷がみるみるうちに治っていくではないか。
花魁坂の血には鬼の回復力を何倍にも増加させる力があった。ただし、一度に大量の血を摂取すると抗体ができてしまうため、四肢を失った者は手か足のいずれかしか再生させることはできない。花魁坂は産まれたばかりの子供を自分の腕で抱きたいという男性の願いを叶え、「これからは援護部隊で一緒に頑張りましょうよ」と励ました上で子供と一緒に走り回れる義足を用意すると約束する。
一連の光景をそばで眺めていた四季たち。花魁坂は彼らの前線で戦いたいという気持ちに共感しつつ、「前線で前を向いて戦えるのは、その背中を守ってくれる人がいるからってことを覚えときな。戦う人の後ろで、傷ついた鬼を全力で助けるのが、俺の…援護部隊の仕事だ…」と説いた。「ここが俺たちの戦場だよ」という花魁坂の矜持を感じさせるセリフに痺れる。
はじめは花魁坂の軽薄そうな見た目や言動が鼻持ちならなかった新入生も、そのことをきっかけに信頼を置くように。そんな花魁坂から、桃太郎の襲撃によって両親と離れ離れになった少女・芽衣(CV:小岩井ことり)の面倒を見るように言われた四季。元気がない芽衣に努めて明るく接するが、ほどなくして彼女の両親が運ばれてくる。両親ともにすでに息を引き取っており、その亡骸に縋りついて泣き叫ぶ芽衣。「慣れないね、本当に」と肩を落とす花魁坂の姿から、ただ明るいだけではなく他者の痛みが分かる優しい人であることが伝わってきた。
▼ABEMAで「桃源暗鬼」を見る
https://abema.tv/video/title/675-7
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「桃源暗鬼」視聴ページ
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https://fod.fujitv.co.jp/
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https://www.hulu.jp/tougen-anki
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「桃源暗鬼」視聴ページ
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https://tver.jp/series/sr8x49mwdnm































