新たな桃太郎・桃宮唾切はマッドサイエンティスト?
そんな花魁坂と対照的なキャラクターとして登場したのが、桃太郎機関戦闘部隊の隊長・桃宮唾切(CV:岸尾だいすけ)だ。唾切は副隊長・桃草 蓬(CV:伊瀬茉莉也)らと共に、鬼機関京都支部第3班を襲撃。その爽やかな笑顔とは裏腹に、鬼を“蛆虫”呼ばわりして殺戮を繰り広げる残忍な一面を持っている。
桃太郎機関に属している理由も、あくまで鬼から市民を守るという正義感に突き動かされている蓬とは違い、唾切の場合はただの好奇心。鬼を実験対象としか見ておらず、回復力が強い鬼の血を薬にしようと企む唾切はさながらマッドサイエンティストのようだ。
子供に対しても容赦がなく、逃げ遅れた鬼の少年を研究材料として連れ去ろうとする唾切だったが、蓬に気絶させられそうになった少年の血がジャケットに跳ねると態度が一変。「鬼の血に興味はあるけど、所詮汚い血だから」と言って、少年を一心不乱に痛めつける。そんな唾切の能力は、死体に自身が放つ細菌を入れて、操り人形のように動かすというもの。その能力で鬼たちの遺体を少年もろとも肉の塊に変え、犬・猿・雉の集合体のような鬼専用生物兵器アグリに食わせるのだった。
さらに唾切は鬼機関のアジトに運ばれた芽衣の父親の遺体を操る。一瞬父親が生き返ったと勘違いし、喜ぶ芽衣。だが、操られた父親は芽衣の首を締め出す。その場に居合わせた花魁坂は咄嗟に四季に芽衣の目を塞がせた上で、メスで父親の脳を破壊。二度親を殺されたも同然の芽衣が泣き叫ぶ姿を目の当たりにした四季は、桃太郎への憎悪を募らせる。
自分の特殊な血で人を救う花魁坂と、自分の特殊な細菌で死体を弄ぶ唾切。その正反対なキャラクターに、視聴者からは「花魁坂先生見た目チャラいのにマジでカッコ良すぎる!」「唾切、想像以上にやべー奴だった!!」「花魁坂先生のチャラさと凄さのギャップに萌えながら唾切のゲスっぷりに眉間にシワがよりました」「どっちが鬼か分からない」という声が上がった。
■文/苫とり子

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