
横浜流星が主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第31回「我が名は天」が8月17日に放送された。ナレーションで語られた「大きな死と小さな死」。“大きな”は10代将軍・家治(眞島秀和)の最期だったが、“小さな”とされた方も視聴者にとってはかなり大きな衝撃となった。(以下、ネタバレを含みます)
数々の浮世絵師らを世に送り出した“江戸のメディア王”の波乱の生涯を描く
森下佳子が脚本を務める本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波瀾(はらん)万丈の生涯を描く痛快エンターテインメントドラマ。
蔦重はその人生の中で喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見い出し、また日本史上最大の謎の一つといわれる“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。
幕府“新時代”を目指す権力者・田沼意次役で渡辺謙、美人画が大評判となる喜多川歌麿役で染谷将太、蔦重の妻・ていで橋本愛らが出演。語りを綾瀬はるかが務める。
洪水被害で苦境の新之助夫婦を助ける蔦重
利根川決壊による被害を受けた新之助(井之脇海)と妻・ふく(小野花梨)の元に出かけた蔦重。ていが作った2人の息子・とよ坊のための物と、少しばかりではあったが米を届け、さらに生活のために新之助に仕事も依頼した。
飢饉(ききん)の影響もあって、貴重な米。「(長屋の)皆さんに配るほどのものはねえんで、お口巾着で」と言う蔦重に、感謝しつつ「決まり巾着」と返した新之助。
「お口巾着」は、第28回で蔦重に届いた意次からの手紙を盗み見したていが、秘密を誰にも話さないという意味で口をキュッと絞る仕草をしていたもので、かわいさが話題になった。そのやりとりが新たに展開し、苦しい状況ではあったが、ほほ笑ましさを感じさせた。
だが、この「お口巾着」にした米が悲劇を生んでしまう。





































