
「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の8月19日放送の第8話のラストに、東子(志田未来)の妹・京子(加藤千尋)が登場。東子の不在時にシェアハウスを訪れた京子は、姉の部屋に勝手に入り、東子がベーカリーの開業資金にしようとしていた預金の通帳を持ち去ってしまった(以下、ネタバレを含みます)。
“北くん”を男女3人でシェアして暮らす異色ラブコメ
本作は、榊こつぶの同名漫画が原作。結婚、仕事、家庭環境…それぞれの人生の岐路に立ち問題を抱える男女3人が、全ての価値観を受け入れてくれるナゾの美青年“北くん”(岩瀬洋志)に恋をして、彼を交えた4人での同居生活を送ることで起きる騒動を描く異色の“シェアラブコメディー”。

夢に近づいた東子
ある日、東子に両親から電話が。やたらと「そっちは大丈夫?」「変わりはない?」と尋ねる母に、東子は「もしかして…」と何か感づいた様子。「“アイツ”から連絡が来たら、スグに知らせろ」と言う父に続き、「私たちがちゃんと話をするから」という母…。電話を切った後、東子の表情は暗かった。何のことなのだろうか…。
東子は、彼女のパン作りの腕を見込んだ山田(和田聰宏)という人物から、「軽井沢で開く予定のベーカリーの共同経営者にならないか」と持ちかけられており、それと共に「ずっと一緒に居たい」と愛の告白も受けていた。
自分の店を持つことは、東子の夢だ。だが山田から、共同経営者になるのなら、開業資金の1000万円の半分―つまり500万円を出資してほしい、と言われていて、それを聞いた南(本田翼)は詐欺ではないのかと疑うが、東子は、「北くんとじゃ見えない未来がイメージできた」と前向きに考え始めていた。
“33%の会”のバランスを崩したくない、と考えていた東子だったが、シェアハウスを離れることを北くんに相談した際、彼が「店を持ちたいという夢が叶うのだから、いいと思う。好きなことをするのが一番」と、引き止めずにあっさり送り出す方を選んだこともあり、新たな人生を歩むことを決心した。



































