
最新作「星つなぎのエリオ」が劇場公開中のディズニー&ピクサー映画。同作は宇宙の美しい星々の世界で、少年の冒険と成長の物語が繰り広げられる。ピクサー作品は、そんな“もしもの世界”を想像力豊かに生み出してきた。その原点ともいえるのが「トイ・ストーリー」(1995年)だ。アメリカでの劇場公開から30周年を迎え、「トイ・ストーリー5」が2026年夏に日本公開されるということで、今なお愛される「トイ・ストーリー」の魅力をあらためて探ってみたい。(以下、ネタバレを含みます)
子ども心をくすぐる、おもちゃたちの“もしもの世界”
アメリカでは1995年11月、日本では1996年3月に劇場公開された「トイ・ストーリー」。“十年一昔(じゅうねんひとむかし)”というたとえがあるが、公開から3度の時代が巡ったかと思うと実に感慨深い。
タイトルにある“トイ”は、おもちゃのこと。子どもたちが留守の間に動き出す、おもちゃたちを主人公に、ピクサー・アニメーション・スタジオが初めての作品として、世界初の長編フルCGアニメーション映画という力作を送り出した。この長編フルCGの功績が評価され、「第68回アカデミー賞」でジョン・ラセター監督がアカデミー特別業績賞を受賞した。
もし、おもちゃが動いたらと、誰しも一度は想像したことがあるかもしれない。それを見事に具現化した本作。鑑賞後、自宅のおもちゃ箱を覗いたり、夜中におもちゃたちが動いていないかこっそり目を開けてみたといったエピソードを聞いた記憶がある。それは子どもたちだけでなく、大人でさえも。
おもちゃたちの世界にある絶妙にリアルな世界
おもちゃの世界に、まずハッとさせられたのは、上下関係があることだった。数あるおもちゃの中でも、持ち主の少年・アンディ一番のお気に入りと自他ともに認める主人公・カウボーイ人形のウッディ(CV:トム・ハンクス/日本版CV:唐沢寿明)。アンディがいなくなると、他のおもちゃたちを集めて会議を開くというリーダーシップを取っている。
そんな既存のおもちゃたちが恐れるのが、新しいおもちゃの登場だ。1週間後に控えた引っ越しで置いてけぼりになるかどうかもあるが、アンディの誕生日に贈られる新しいおもちゃによって見捨てられてしまわないか…。
アンディはおもちゃを大切にしてくれる子だからと安心させようとするウッディの姿からは、“お気に入り”である自信がチラリとのぞく。
ところが贈られたプレゼントの中にあった、最新機能を備えた宇宙ヒーローのアクションフィギュア、バズ・ライトイヤー(CV:ティム・アレン/日本版CV:所ジョージ)によって、その自信が揺らぐ。
これを見ると、自分にも“お気に入り”があり、新しく興味を持つようになったものや、いつしか手に取らなくなっていたものもあったなとよぎる。みんなが経験してきたことが反映された世界。きっとそうだろうなと納得でき、現実世界にも通じるリアルな世界観が広がる。それによって物語にグッと入り込めるのだ。
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