
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、作者の菊智祐麻さんが2025年5月23日にX(旧Twitter)に投稿された『自分以外みんな付き合ってた戦隊ヒーロー』をピックアップ。
本作は『怪人は帰らない』というタイトルでサンデーうぇぶりに掲載中の読み切り漫画。読者投票で決まる「サンデールーキー・王者決定戦2025」で第1位に輝いた作品だ。本作がX(旧Twitter)に投稿されたところ、11万件もの「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では作者の菊智祐麻さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
戦隊ヒーロー5人中、俺だけぼっち…

黒江墨崇は戦隊ヒーローブラックとして活躍する17歳。ヒーローに誇りを持ち、ヒーロー業務は常に最優先、怪人討伐に奮闘する毎日を送っている。てっきり仲間も自分と同じだと思っていたのだが、ある日レッドとピンク、ブルーとイエローが付き合っていることが判明…。つまり彼だけがぼっちだった…。
羨ましくて寂しくて…悶々する日々が続くブラックだが、怪人討伐の最中、一人の弱小”怪人”を拾ってしまう。ブラックが他のヒーローに内緒で始めた怪人との同居生活。”ヒーロー×怪人”前代未聞のラブコメに「頼む、続きを描いてくれ」「こういうのがいいんだよ」「天才」など多くの反響が寄せられている。
作者・菊智祐麻さん「どの作品も一度会ったら忘れられないキャラを目指す」

――『怪人は帰らない』は戦隊ヒーロー5人中4人が仲間内で付き合っているという衝撃のスタートでしたが、設定はどのように考えついたのでしょうか?
まず戦隊ヒーローと女怪人のラブコメを描くと決め、次にキャラについて具体的に考える段階でその設定を思いつきました。
陰キャ気味で恋愛に憧れがある主人公がどんな状況に置かれていたら面白いか、読者が興味を持ってくれるか。
それを考えていた時に思いついたのが、「自分以外みんな付き合ってる戦隊ヒーロー」でした。
――怪人のシルモがとてもキュートです。彼女を描くうえでこだわった点をぜひお教えください。
作中では、自分なりに表情豊かに描くことを意識していました。
一番こだわったのはキャラデザインです。
読んだ人に覚えてもらいやすいように、モチーフを決めつつシンプルなデザインを目指しました。
女怪人としてボディラインの出た衣装でありつつ、どこか上品さや可愛さも感じさせるようなデザインにしたつもりです。
上品さに関しては、めちゃくちゃ弱い怪人でありつつ一人称が「わらわ」であるような、キャラとしてのギャップを多少見た目にも出したくて意識しました。
――本作のなかでとくに気に入っているシーンやセリフがあれば理由と共にお教えください。
31Pが気に入っています。
特に1コマ目と3コマ目が、大袈裟じゃない表情でキャラの感情を表せたかなと思っています。
4コマ目も、あえてヒロインの表情を隠して、より強く抱き着いている腕と高く上げた脚で喜びを表現できたと思うので、気に入っています。
――本作は読者投票のみで決まる「ルーキー王者決定戦2025」で第1位を獲得したそうですが、聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
この結果に至るだけの応援を多くの方々にいただいたので、嬉しいと同時に、本当にありがたいと感じました。
SNS投稿時から投票終了時まで予想もしない反響だったので、ずっと現実感はなかったかもしれません。
後々、週刊少年サンデーにこの作品を掲載する準備をしてる内に、「もっと多くの人に読んでもらえるんだ」と喜びを強く感じるようになりました。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
『怪人は帰らない』では、ラブコメかつ戦隊ヒーローを描きました。
あまりジャンルに拘らず描いているので、発表を控えてる作品は別ジャンルですし、今後も色々な作品を描くと思います。
ただ、どの作品も一度会ったら忘れられないキャラを目指しています。
女の子、男の子、おじさん、お姉さん…色んな人を描くのが好きなので、今後作品を発表した際は、キャラに会いに来てもらえたら嬉しいです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。



























