“自分らしい生き方”を模索する地下アイドルに迫る「ザ・ノンフィクション」30周年記念、第2弾配信開始

2025年10月、フジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜昼2:00-2:55、フジテレビ)が放送開始から30年という節目となる。これを記念して、YouTube「フジテレビドキュメンタリー」およびFODでは、放送後に反響を呼んだ話題作をピックアップした企画「30周年記念特別限定配信」を実施。第2弾となる作品が、8月29日より1カ月限定で配信を開始した。
第2弾は“自分らしい生き方”を模索する地下アイドル
第1弾として配信した「結婚したい彼と彼女の場合~令和の婚活漂流記2024~」は、配信開始から3週間で300万回再生を突破し、反響を呼んだ。
第2弾は、2017年2月に放送された「しっくりくる生きかた」。地下アイドル・きららさん(当時38歳)の日常はすさまじかった。仕事は日雇いの解体業。23区内では格安の家賃2万9000円の風呂なしアパートに住み、主食は、鳥のエサ用の“くず米”。生活をそこまで切り詰める理由は、あることが原因で背負った450万円もの借金だった。
人生どん底なきららさんが、時折うっとりとした表情で口にする言葉「しっくりくる」。その言葉にこだわる理由は、24歳まで男性として生きてきた自身の過去にあった。38歳にしてようやくみつけた、しっくりくる居場所、しっくりくる自分の姿…それは小さなライブハウスにあった。
地下アイドルとしてステージに立ったきららさん。満たされた気持ち、幸せを感じていたそんな時、解体工事の現場で事故に遭い意識不明の状態で救急搬送。仕事を失い、借金が返せない。焦ったきららさんは、とにかく一日で高額の収入が得られる仕事に手を出す。「しっくりくる」、ただそんな感覚にうそをつかず自分の人生を生きたいともがく、きららさんの人生を追った作品だ。
第3弾はスイスでの“安楽死”を選んだ母親とその家族
9月末に配信予定の第3弾は、2024年6月に放送された「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~」。再発を繰り返し全身に転移した、がんによる耐えがたい苦痛の中で、日本では許されていない、スイスでの“安楽死”を選んだ母親と、その家族に密着する。戸惑いながらもその決断を受け入れた、夫と娘との最期の日々や別れのとき、その後の家族の姿も取材。
TVerの見逃し配信では「報道・ドキュメンタリー」部門で、歴代最高となる73万回再生(8日間)となり、最終的には84万回再生を記録した。国内外で高い評価を獲得し、国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」では金賞を受賞。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
「ザ・ノンフィクション」30周年記念特別限定配信
7月25日よりフジドキュ公式YouTubeにて配信開始
【7月配信】「結婚したい彼と彼女の場合~令和の婚活漂流記2024~」(2024年2月放送)オリジナルカット版
【8月配信】「しっくりくる生きかた」(2017年2月放送)オリジナルカット版
【9月配信】「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~」(2024年6月放送)フルバージョン配信
フジドキュ公式YouTube
「ザ・ノンフィクション」
毎週に日曜昼2:00-2:55、フジテレビにて放送
番組公式サイト





























