
俳優の高橋一生が9月8日、東京・東京国立博物館で行われた特別展「運慶 祈りの空間ー興福寺北円堂」取材会に出席。本展の見どころや音声ガイドナビゲーターとして意識したことを明かした。
高橋一生、本展の見どころ熱弁
奈良・興福寺の北円堂は、本尊の国宝 弥勒如来坐像と両脇に控える国宝 無著・世親菩薩立像が、鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として広く知られている。運慶の仏像が安置される空間をそのまま伝える貴重な例である北円堂は通常非公開だが、修理完成を記念して弥勒如来坐像の約60年ぶりの寺外公開が決定。本展は、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7躯の国宝仏を一堂に展示し、鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる奇跡的な企画となっている。
高橋は本展の広報大使を務め、音声ガイドナビゲーターも担当。フォーマルなスーツにめがね姿で登場した高橋は「朝、先に入らせていただいたんですけど、非常に凝縮された美しい祈りの空間にいさせていただいているな、と」と感想を口にし「改めて広報大使に任命いただけましたことを心より幸福に思いました」としみじみ語った。
本展の見どころを高橋は「今回はすごく貴重な位置から見ることができると思います」と話し「後ろから見たときの如来さまの背中越しの、世界に向けている目線みたいなものが非常に印象に残っています」と告白。「またとない機会にこの感覚になれたということが、僕にとっては体験しがたい瞬間だったんじゃないかなと思っております」とかみしめた。

高橋一生、音声ガイドナビゲーターとして意識したこと
音声ガイドナビゲーターについて高橋は「できる限りこれを見られる方たちの邪魔にならないような声の運びやリズムを意識させていただいております」とコメント。「またこういった機会をいただけるかどうかは、みなさんの反応にかかっているんじゃないかなと思っております(笑)。できる限り邪魔になっていないといいんですけど…」とほほ笑んだ。
自身が俳優として運慶を演じるとしたらどのような人と捉えて演じるかという質問には「役としてもしいただけることがあるのでしたら、もっと深く像に触れていろいろなものを掘り下げていきたいなと思っています」と前置きし「今自分が考えるのは、当時の混乱の時代に人々の願いみたいなものをその身でしっかりと受け止めて、それを像に昇華していく誠実さと、繊細さと力強さみたいなものは必ず根底に置いておきたいと思います」と回答。
最後に高橋は「音声ガイドはうるさかったらはずしていただいて(笑)。実際に空間を感じるのはいろいろな感じ方があると思うので、来ていただいたみなさんがそれぞれにこの像と祈りの空間に向き合っていただければと思います」とアピールした。
◆取材・文=山田果奈映

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
![【Amazon.co.jp限定】岸辺露伴 ルーヴルへ行く 豪華版(初回生産限定)(限定特典:メインビジュアルキャラファインマット、ロゴ入りアクリルキーホルダー、ブロマイド2枚) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51hn71eiTEL._SL500_.jpg)
NHKエンタープライズ
発売日: 2024/07/26




























