
菅野美穂が主演を務め、1996年に放送されたドラマ「イグアナの娘」(1996年、テレビ朝日系)がTVerにて無料配信中だ。第4〜7話では、自分の容姿に葛藤するリカ(菅野美穂)と母・ゆりこ(川島なお美さん)の姿が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
母と娘の苦悩を描いたファンタジーストーリー
本作は、萩尾望都による同名漫画が原作の愛憎劇。親子の確執を題材に、娘を愛することができない母親と母から愛されない娘、両者の苦悩をファンタジーの要素を織り込んで描いた物語で、1996年に菅野主演でテレビドラマ化された。
母・ゆりこには誰にも言えない秘密が
第4話では、生物の授業中にイグアナの写真を見てショックを受けて倒れてしまうリカ。心配した昇(岡田義徳)はリカの家に見舞いに行くが、ゆりこは「これ以上リカと親しくなるのはやめて」とリカには知らせずに昇を追い返すのであった。
そんな中、昇の最後の陸上の大会が近づいており、リカは伸子(佐藤仁美)と幼い頃から見つめていた昇の走る姿を応援に行こうと考えていた。
しかし大会当日、ゆりこはリカを買い物に連れ出してしまう。そして、リカは買い物を抜け出して、走って大会に向かうのだが、リカが会場に着いた時には昇は走れない状態に。しかし、リカが「走ってよ!」と応援したことで、昇は最後ゴールにまで着いたのであった。
一方、そのころ、ゆりこがトイレで鏡を見て自身の姿がカメレオンに見えてしまうという事態も。一体これは何を意味しているのか、というところで第4話は終了した。































