藤木直人がクランクアップ 「デビュー30周年という節目にこの作品に出合えてうれしい」<最後の鑑定人>

9月17日(水)に最終回を迎える「最後の鑑定人」(毎週水曜22:00-22:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)より、藤木直人、白石麻衣、迫田孝也、中沢元紀、松雪泰子、堀部圭亮のクランクアップコメントが到着した。
事件のわずかな痕跡を元に真実を暴き出すサイエンス×ミステリードラマ
同ドラマは、岩井圭也の同名小説を原作としたサイエンス×ミステリードラマ。敏腕だが孤高な“奇人”鑑定人・土門誠(藤木)と、“変人”研究員・高倉柊子(白石)というバディが、事件のわずかな痕跡を元に科学的アプローチを駆使して難事件の真相を暴き出す模様を描く。
天才鑑定人VS最凶科学者の最終対決
科警研で発生した放火殺人の容疑者となった尾藤宏香(松雪)の無実を証明しようと動いていた土門誠(藤木)は、元科警研職員・下垣満行(中島多朗)の犯行であることを突き止める。しかし、警察が下垣の自宅に踏み込むもすでに死亡しており、遺体の傍には“土門へ H”というメモが残されていた。その直後、土門のもとに一連の事件を企てた氷室崇志(堀部)から電話がかかってくる。氷室は「科学は嘘をつかない…そんな幻想を、君はまだ信じているのか?」と語りかけ、土門は真の狙いは尾藤ではなく自分だったことを悟る。
都丸勇人(中沢)によると、下垣の死因は毒物による中毒死とのことだった。しかしその毒物は未知の化合物である可能性が高く、下垣にそのようなものを作れる技術はないと考えられた。さらに、科警研へのサーバー不正アクセスについても高度な技術が使用されており、科学とIT両方に長けた犯人像が浮かび上がってくる。
翌日、鑑定所に土門と尾藤の大学時代の同期・原田俊吾(袴田吉彦)がやって来る。土門はITセキュリティのスペシャリストでもある原田に、サーバーに侵入した人物の特定を依頼。土門は下垣が摂取した毒物の鑑定を、そして原田は不正アクセスの解析を始めていく。
第10話のラストシーンで放火殺人事件を仕組んだ人物は、堀部演じる科学者・氷室崇志だということが明かされた。なぜ事件を仕組み、尾藤の犯行に見せかけたのか、氷室の謎が判明する最終回となっている。



































