
誠司と学校について話し合う健治
迎えた卒業式、裁判所へ行く山田を迎えに健治が学校へ行くと、鷹野(日高由起刀)や斎藤(南琴奈)ら3年生は、健治との久々の再会を喜び、進路を報告する。しかし、健治が山田を伴い慌ただしく学校をあとにすると、生徒たちは2人の行き先が気になってしまう。
学校側と山田の和解が困難を極める中、定年退職を迎えた誠司は広津家にやって来て、久しぶりに家族で食事をすることに。健治と誠司が学校について話し合っていると、そこに意外な人物たちが訪ねてくる。

健治と尾碕が法廷で再び対決する
訪ねてきたのは、天文部の生徒たちだった。生徒たちはクラスの担任を外れて元気がない山田を心配し、健治に話を聞きに来たのだ。その時、健治はあることを思い付く。そして、迎えた証人尋問期日当日、天文部の生徒たちが証人として出廷する。
健治は尾碕に当事者尋問を行う。さまざまな尋問を行う中、次第に和やかな雰囲気になり、双方が歩み寄ることで和解することに。山田は賠償金は得られなかったものの、未払い賃金の一部を回収。演劇部の顧問に復帰し、生徒指導主任にも戻ることができた。
裁判については、週刊誌で取り上げられてしまったものの、内容は好意的なものだった。尾崎は直接生徒に勉強を教えるようになり、朝礼にも出席するようになっていた。健治は別の学校でスクールロイヤーをやりながら、教員免許を取得するための勉強をしていた。それを聞いた尾崎は、もし合格したら濱ソラリス高校で働くようにと健治に伝える。
また、健治は珠々と天文室で久しぶりの再会を果たす。そして、結婚しようとプロポーズするのであった。SNSでは「和解で終わって本当に良かった」「お互いに歩み寄って良い結果になって安心した」「学校がなくならなくてホッとした」と和解によって学校が存続したことに安堵する声が多数上がっていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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