現場の人たちをいかに笑わせるか
だからテレビやラジオに「バイト」感覚で出るようになった。「商業主義に魂を売った」などと周りに言われることもあったが、局から金をもらうのと、バイト先から時給をもらうのと何が違うんだと思っていたから、まったく気にならなかった。
「これを演ってくださいと言われたら『はい』と言える人が役者」(「オリコンニュース」2019年4月20日)だという信念で、来た仕事は断らないスタンスで続けた結果、「個性派俳優」と呼ばれるようになった。
「俺、ドラマとか映画とかも、音声さん笑かすことしか考えてない」(「あちこちオードリー」前出)と語るように、古田のもうひとつの信念が“現場”を大切にすること。「始まっちゃったら一生懸命、監督のニーズに応える。あとは場が和めばいい」(「オリコンニュース」前出)と現場の人たちをいかに笑わせるかに腐心する。
だから「収録のときは怒られてもいいからふざけとこう」と考える。「(演出家に)やめろって言われたら、必ず即やめる。また別のふざけ方をする。ふざける引き出しだけはいっぱい持っておこう」と(「スイッチインタビュー」2017年11月18日NHKEテレ)。
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