「舞台俳優」としての誇り
とにかくバカをやって目の前の人を喜ばせたい。そこには、「舞台俳優」としての誇りがあるに違いない。「お客さんありきだから。お客さんが最後立ち上がってわーって拍手してくれたりとか、下ネタいってゲラゲラ笑うとか、寝ている客を起こせる距離っていうのが好きなんだよね」(「日刊スポーツ」前出)
古田は、2024年に「第45回松尾芸能賞」優秀賞を受賞した。その授賞式には帽子を被ってやってきた。なぜなら、酒に酔って家で転び、頭をぶつけ50針ぬっていたからだ。そのスピーチで彼はこう宣言した。
「もともとアングラ劇団の人間です。ずっと小っ恥ずかしい芝居ばかりやってきてまして、もうすぐ60歳になろうとしてますけども、これからもまだまだ小っ恥ずかしい芝居をやっていこうと思っております」(「オリコンニュース」2024年3月29日)
文=てれびのスキマ
1978年生まれ。テレビっ子。ライター。雑誌やWEBでテレビに関する連載多数。著書に「1989年のテレビっ子」、「タモリ学」など。近著に「王者の挑戦 『少年ジャンプ+』の10年戦記」
※『月刊ザテレビジョン』2025年11月号
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。



























