
夏帆と竹内涼真がW主演を務める火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)が、いよいよ10月7日(火)よりスタートする。放送に先がけて、現在撮影真っただ中の夏帆と竹内にインタビューを敢行。撮影現場でのエピソードや演じる役柄への思いなどについて語ってもらった。
「あたりまえ」を見直していく“成長&再生ロマンスコメディー”
本作は、「第26回手塚治虫文化賞」で新生賞を受賞した漫画家・谷口菜津子が手掛けた同名漫画をドラマ化。完璧だったはずの恋人生活に終止符を打った男女の姿を通して、現代日本の「あたりまえ」を見直していく“成長&再生ロマンスコメディー”だ。
物語の主人公は、恋人のために手の込んだ料理を作り、“恋人ファースト”な彼女を演じてきたゆえに、次第に自分を見失ってしまった女性・山岸鮎美(夏帆)と、鮎美の彼氏で令和の時代には少し珍しい「料理は女が作って当たり前!」という亭主関白思考な海老原勝男(竹内)。
大学時代に付き合い始めた2人は、同居にも慣れ、順調に交際を続けているように思えたが、勝男がプロポーズした直後に別れてしまう。その原因の一つとなった「料理を作る」というきっかけを通じて、2人は“当たり前”と思っていたものを見つめ直し成長していく。
また、2人を取り巻くキャラクターとして、鮎美と別れた勝男がマッチングアプリで出会う初めての女友達・柏倉椿役の中条あやみ、勝男の恋のライバルとなるミナト役の青木柚、勝男の料理上手な後輩・白崎ルイ役の前原瑞樹、鮎美の運命を変える個性爆発美容師・吉井渚役のサーヤ、渚の夫で情報通のバーテンダー・吉井太平役の楽駆、勝男の後輩・南川あみな役の杏花らが出演する。

鮎美は「常に相手に合わせて生きてきたので、自分というものがない人」(夏帆)
――クランクインから早2ヶ月(※取材当時)となりますが、役柄は馴染んできましたか?
夏帆:鮎美はハイスペックな男性と結婚して安定した人生を送るために、モテる努力をしてきた女性。私自身とは違うタイプの人なので、演じるにあたり自分なりにプランを立てて現場に入りましたが、実際にお芝居してみると思った以上に難しくて。
でも今は、竹内くんや共演者の方々にヒントをいただきながら、鮎美との距離を少しずつ縮めていけていると思います。この髪もピンクに染めて2ヶ月くらい経つので、黒髪の方が違和感を感じるくらい馴染んでいて。鮎美は内面だけでなく見た目も今後いろいろと変身していくので、そこも楽しみにしていてほしいです。
竹内涼真:勝男は、自分から周りに発信して、そこで起こったことや相手から返ってきた反応を通して、自分を理解していく人物です。僕自身そのプロセスをとても楽しみながら演じています。
自分の中から湧き出てきた感情を、逃さずにキャッチして発信するという作業を繰り返すうちに、どんどん役が自分にフィットしてきているし、現場で面白いこともたくさん起きていて。勝男は鮎美と別れてから、鮎美の気持ちを理解するために料理に挑戦しますが、僕自身料理をあまりしないので、その部分も自分に重なっているなと。
台所に立つ鮎美を外から見ているだけだったので、別れていざ自分で料理をしようと思っても、どこに何があるかも分からない。初めて彼女の領域に足を踏み入れたときに、自分のダサさ、無力さを知るというところは、すごく面白いシーンになっていると思います。

――演じる中で、鮎美と勝男という人物にどのような印象を持ちましたか?
夏帆:鮎美は勝男といる時も渚(サーヤ)と出会ってからも基本的に受け身。渚と出会い「私の好きなものってなんだろう。私が本当にしたいことってなんだろう」と思うようになりますが、常に相手に合わせて生きてきたので、自分というものがないんです。
それもあり、ここまでお芝居をしていても、鮎美の“軸”はどこだろうと思いながら演じていて、でもそれはある意味正解なのかなと。後半にかけて、これから鮎美の自分らしさ、“軸”を見つけていけたらいいなと思います。
竹内:僕の勝男に対する印象は、結構日々変化しているかも。「こういう時、意外と感情的になるんだな」など、演じていて日々気づくことがたくさんあるんです。勝男は漫画だと絵のタッチもあって少しメソメソしている印象があるかもしれませんが、僕が演じる勝男は、その弱い部分を隠していて。
日本人の男性って、本音を隠しがちなところがあると思うので、そういう部分を少し自分に近づけて、キャラクターを自分に引き寄せながら演じるということはしているかもしれません。


































