
声優の内田真礼と石川界人夫妻が10月9日、都内で行われた映画「トロン:アレス」(10月10日[金]公開)のジャパンプレミアに、声優の諏訪部順一、田村睦心、イベントゲストのダンディ坂野、安藤なつ(メイプル超合金)、堀田茜とともに出席した。
石川界人「仲良くさせてもらっています」
9月30日にそれぞれのXで結婚を発表後、初の公の場となった2人。お互いの左手薬指には結婚指輪が輝いていたが、MCから「触れずにはいられないうれしいニュースがあったかなと思うんですけど、内田真礼さんと石川界人さん、ご結婚おめでとうございます!」と祝福され、キャストと観客からも拍手を浴びると、内田は「暑っ!」と照れ笑いを浮かべ、石川は「僕らイベントであまり緊張することはないんですけど、さすがに直前まで『緊張するね』って話をずっとしていました」と告白。
続けて、石川は「作中では敵対するような関係性ではあるんですけど、僕らのほうは仲良くさせてもらっています」と頬を緩めると、内田は「恥ずかしいー!」と再び照れ笑いを浮かべた。
一方、2人が結婚したことを聞いた際の心境を尋ねられた諏訪部は「早く言ってよー! って感じでしたよね」とコメントし、「これを収録しているときにはまったく言ってなかったですからね、驚きました。さっきお祝いをあげました」と笑顔で語った。

内田真礼、役を演じるうえで「感情の流れを大事に」
本作の物語の舞台は、高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界。ディリンジャー社は、最強の人型軍事AIのアレスを現実世界に実体化させる。しかし、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間だった。やがて “永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、デジタル世界が現実世界を侵食していく。だが、世界滅亡の危機の中で、人間を知ったアレスにある“異変”が起こる。
自身の役を演じる上で意識した点を聞かれると、物語の鍵を握るイヴ役を演じた内田は「彼女は過去にいろんなことがありまして、悩み多き女性です。演じるときに意識したのは、女性ではありつつも1人の強い面を出せたらいいなと思って演じていたので、友人としゃべっているときと、社長としてしゃべっているときの温度感だったり、アレスと出会ってからの彼女は不思議な友人を持ったような、ちょっと人間らしさが出てくるので、感情の流れを大事にしながら演じました」とコメント。
一方、イヴを狙うアレス開発者であるジュリアン・ディリンジャー役を演じた石川は「会社の社長として自社の開発したものをみなさんにアピールして使ってもらおうとするんですけど、それを演じる際に『カリスマ性がほしいです』って言われたんですけど、カリスマ性って出そうと思って出せるもんじゃないって一瞬、思いましたね」と回顧。
「カリスマっていうのは、自分が聞かせようとしなくてもみんなが話を聞いてくれるものだから、やりすぎなくていいよ」とアドバイスをもらったそうで、「そこから自分のお芝居を作っていったんですけど、ディリンジャー自身、社長としての顔もあるんですけど、プログラムの開発者なので、どこか人間臭さみたいなものがありまして、物語が進んでいくと非常にかわいらしいなと思いました。見ていただいたみなさんがどう受け取るか今から楽しみです」と期待に胸を躍らせた。
なお、「トロン」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
◆取材・文=風間直人
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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