
寺西優真が孫、泉ピン子が祖母という異色のコンビが主演を務めるドラマ「寺西一浩ミステリー・SPELL~死因~」(BSフジ)。9月21日からスタートし、10月12日(日)深夜0時30分にはついに最終第4話が放送される。映画から続く“呪い”というオカルトとミステリーが交錯する「SPELL」の世界観を、最終回前におさらいしていく。
ホラーミステリー「SPELL」シリーズの道のり
同ドラマで主演を務めるのは若手俳優の寺西優真と、ベテラン女優の泉ピン子。寺西が霊能者・馬飼野俊平役を、泉が同じく霊能者で俊平の祖母である馬飼野京子役を演じる。
本作は作家・寺西一浩の小説を原作とする人気ホラーミステリーシリーズの最新作で、これまでに映画版を含む3章の物語が繰り広げられてきた。俊平は主に祖父である馬飼野霊山(大村崑)とバディを組み、悪霊退治に奔走。悪魔祓いを依頼してきた人間たちの、複雑な関係から生まれる事件に巻き込まれてきた。
4章まで続く「SPELL」シリーズの人気を支える根幹は、ホラー・ミステリーといった枠にとらわれない「混沌とした物語構造」にある。単なる悪霊退治では終わらず、かといってストレートな“人間が一番怖い”でもない。人間の思念、呪い、そして複雑な過去の因縁が深く絡み合う作風こそが、視聴者を中毒にさせてきた要因だ。
シリーズ第4章となるドラマ「SPELL~死因~」では祖父・霊山&俊平というバディ体制から、祖母・京子との新たなタッグに移行。物語の舞台もこれまでの「悪霊」退治から、より根源的な恐怖である「悪魔」との対決へとシフトした。“緑の猿”といった過去シリーズのキーワードよりさらに一歩、奥へ踏み込むタイトルとなる。
父の死の真相と悪魔の呪い
全4話という短い尺の中で、「SPELL〜死因〜」は霊的な恐怖、そして“俊平の父・康二(丹羽貞仁)の死の真相を探る”というミステリーを巧みに絡ませながら急加速で展開してきた。
物語の導入は霊能者である俊平の誕生日であり、父・康二の命日という象徴的な日から始まる。「俊平…逃げろ…駄目だ…やめてくれ」とうめき声を上げる父の姿にうなされ、夢から飛び起きる俊平。霊能者である俊平だけにそのビジョンを重く受け止めたのか、明るく俊平の誕生日を祝ってくれる祖母・京子に父の死因を問いただす。
父は交通事故で亡くなったと聞かされていた俊平だったが、夢の内容を考えればその言葉には疑問符がつく。しかし「何言ってんのよ。だって警察が事故だって片づけたんだから」と京子は取り合おうとしない。この「秘匿」こそが、物語の出発点だった。
息子の誕生日に、事故に遭うような危険なことをするだろうか…。どうしても父の死に納得がいかない俊平は、時空をさかのぼって真実を知るために幽体離脱を試みる。すると京子が当初危惧していたとおり、俊平に危機が訪れる。京子は隠しきれないと悟り、「あんた金輪際1人で幽体離脱するんじゃないわよ」と叱ったうえで初めて共同で幽体離脱をおこなう。
その結果、父・康二が悪魔に憑依されたことで亡くなったという衝撃の過去を知った俊平。そしてその悪魔は、俊平自身が幽体離脱した際に“連れてきてしまった”ものだというのだ。
https://www.bsfuji.tv/spell4/pub/index.html
■「寺西一浩ミステリー・SPELL~死因~」はTVerでも配信中
https://tver.jp/series/srwv9qw84c
▼BSフジのオススメコンテンツまとめはこちら▼































