
アニメ「ワンパンマン」第3期(毎週日曜夜11:45-0:15、テレ東系/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)が10月12日より放送を開始した。第2期からじつに6年半ぶりということで、ファンは放送前から喜びをあらわに。放送が始まると同時に、SNSでは「やっときた!」「サイタマ氏と再会だ」などのコメントが相次いだ。第3期は第25話「作戦の会議」からスタート。ヒーロー協会には要人の息子の救出に向けてS級ヒーローたちが続々と集結し、一方、怪人協会もガロウ(CV.緑川光)をスカウトする。待望のシリーズ再開はどのような展開を見せたのか、ここで振り返ってみる。(以降、ネタバレが含まれます)
救出作戦に集うS級ヒーロー、その頃サイタマは平熱の正常運転
第2期後半、怪人協会の急襲で要人の息子を誘拐されたヒーロー協会。その頃、サイタマ(CV.古川慎)はS級ヒーロー・ジェノス(CV.石川界人)たちが苦戦する災害レベル:竜のムカデ長老をワンパンで消し飛ばしていた…のだが、相変わらずサイタマの実力が公になることはなく、ヒーロー協会本部ではキング(CV.安元洋貴)の働きということに。そして、S級ヒーローを中心とした人質救出作戦の準備が進められていた。
戦慄のタツマキ(CV.悠木碧)、アトミック侍(CV.津田健次郎)とその弟子3人、イケメン仮面アマイマスク(CV.宮野真守)らS級、A級ヒーローが集まり、童帝(CV.高山みなみ)はメタルナイト(CV.玄田哲章)と密かに連絡を取る。メタルナイトと言えば、以前には駆動騎士(CV.上田燿司)がジェノスに「メタルナイトはお前の敵だ」と不穏な忠告をしていたのが思い出されるところ。今回も自身の正義を盾に怪人協会のアジトの場所を明かさないという具合で、不協和音を生む存在という雰囲気だった。
一方、救出作戦に声が掛からないB級ヒーロー・地獄のフブキ(CV.早見沙織)は、壊滅したフブキ組を立て直すため、サイタマを仲間に引き入れようと彼の自宅を訪れる。救出作戦で名を上げるため躍起になっていたが、ドアを開けて呆然。弟子のジェノスはともかく、キング、シルバーファング(CV.山路和弘) というS級ヒーロー、シルバーファングの兄のボンブ(CV.ふくまつ進紗)までくつろぐ溜まり場になっていた。
状況を必死に説明するフブキにもどこ吹く風、相変わらず平熱系のサイタマだが、ヒーロー狩りのガロウが自分を狙わないのには、「ハゲマントだからか?」とちょっとご立腹な様子。ユニークなこのシーンには視聴者の多くが反応し、「空回ってたフブキ、気の毒でかわいかった」「ハゲマント、良い響きだw」「キングは逃げたいだけで草」など、SNSでは楽しいコメントが目立っていた。
ガロウを取り込み、怪人協会も戦力増強
所変わって怪人協会アジトでは、怪人に手当されていたガロウが目を覚ます。ヒーロー協会との全面戦争に向けて、戦力補充の駒としてスカウトされたというわけだった。
怪人王オロチ(CV.斧アツシ)から怪人の仲間となる証にヒーローの首を1つ持ってくるように要求されて怪人協会のアジトを出るガロウ。しかし、そこではサイタマがガロウを探してうろついてるはず。ニアミス続きの2人は今度こそちゃんと出会うのだろうか? また、怪人協会には“組織”から派遣されたという機神G5(CV.水中雅章)も現れる。機神と言えば、第13話で対キングの刺客としてG4が現れたのが思い出される。いまだ詳細が隠されている“組織”の正体も気になるところだ。
互いに着々と準備を整えるヒーロー協会と怪人協会。ラストでは音速のソニック(CV.梶裕貴)も登場し、「相変わらずのオチ担当で残念イケメン」「ソニックは2キロ痩せたwそりゃ軽くなるわw」と、視聴者をなごませていた。
嵐の前の静けさと言った雰囲気で、キャラクター紹介的なエピソードだった第3期の開幕。ここから物語はどう動くのか。放送後のSNSには「サイタマ氏のワンパンが楽しみ、早く怪人と戦ってほしいーな」「主人公が映る時間マジで少しでおもろ」などの感想が多数寄せられていた。
◆文=鈴木康道

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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