
ドラマストリーム「スクープのたまご」(毎週火曜深夜0:58-1:28、TBSほか/TVerにて配信あり)第2話が10月14日に放送され、新米記者・日向子(奥山葵)が初めて聞き込みや裏取りに行き、望まぬ仕事で心身共に疲弊する自分に疑問を感じる反面、どこかでやりがいを感じ始めている様子も見せ始めた。また、「連続不審死事件」の相関図のホワイトボードが登場し、今後のサスペンス展開を予感させた。(以下、ネタバレがあります)
スクープと向き合い、記者として成長していく姿を描く
本作は、大崎梢原作の同名小説をドラマ化。大手出版社の週刊誌編集部に異動となった入社2年目の信田日向子が、芸能ネタや横領、不審死事件など、さまざまなスクープと向き合い、記者として成長していく姿を描いていく。有名週刊誌への綿密な取材によるリアリティー満載の描写で、週刊誌編集部の裏側も知ることができるのぞけるようにもなっている。

うその情報を見破れるようになってきた日向子
編集部に「人間の手をくわえた猫を見た」という情報提供の電話がかかってきた。その電話を受けた日向子は、先日ガセネタに振り回された際にデスクの北浜(赤ペン瀧川)に言われた「ハナからだましにかかるバカにいいように踊らされるんて、まっぴらだろ?」との言葉を思い出し、慎重に対応した。その結果、謝礼目当てのうそだと分かったが、またもやスクープネタにありつけなかった日向子はガッカリだ。
日向子、初の聞き込みに
そんな彼女に、先輩記者の村井(夙川アトム)が聞き込みの依頼を。品川で不慮の事故死をした女性の写真に2ショットで写っている女子高校生・まどか(崎本紗衣)に、被害者について話を聞きたかったのだが、まどかが行方不明になっていることが判明。まどかについての手がかりがほとんど無い中、昨年秋から数カ月アルバイトをしていたとの情報を村井はつかんでいた。「駅前のショッピングモールの中の、若い女の子が好きそうな洋服屋」とまでは分かったが、具体的にどの店かが分からないため、日向子に突き止めてほしいというのだ。
日向子は、「まどかの母親に頼まれて、行方不明の同級生を探している高校生」という設定で聞き込みに行くことになった。が、彼女は今どきの「高校生っぽい服装」がどんな感じなのかが分からず困惑。村井に尋ねたところで、おじさんが分かるはずもなく、村井は「社会人っぽく見えなければ、それでいい」と、丸投げで行ってしまった。
彼女なりに考えた“女子高校生っぽい”服装(正直、かなりダサい…)で単身モールに行き、「“橋本まどか”がバイトしていなかったか」「まどかは最近家に帰っていないらしい…」という2点を伝えながら、いくつも店を回って聞き込みをした。塩対応をされたりしながらも、日向子は「まどかは高校生であることを隠してバイトしていた」こと、「モデルに憧れていてオーディションのためのセミナーを受けようとしていた」ことなどをつかんだ。それ以上のことは分からなかったが、日向子はまどかの写真を見ながら、「大きな事件に巻き込まれずに、無事に帰ってきてほしい」と願うのだった。


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発売日: 2025/10/15





























