timelesz松島聡がデザインした “淡路うず助”をお披露目「僕に近しい、パッチリとした目もちゃっかり取り入れました(笑)」

10月19日(日)、兵庫県南あわじ市を代表する観光施設「道の駅うずしお」が待望のリニューアルオープン。これに伴い「鳴門海峡の渦潮」からインスピレーションを受けたキャラクター「淡路うず助」をデザインしたtimelesz松島聡がシークレットゲストとして、現地での竣工式へ出席した。
「日本と世界、淡路島と世界を繋ぐ架け橋となる存在に」
アート作家として、地域とのコラボレーションは初となる松島聡。人の手助けをする、淡路島の渦潮を盛り上げて、世界遺産に認定されることを願い、海・自然のことを一緒に学んで、守っていきたいというたくさんの思いが詰めこまれ、生まれた“淡路うず助”。
「初の試みで、気持ちの入り方がいつもと違って、すごく悩みました。とにかく親しみやすく、いろんな人に愛されるような、そして何よりも人、ものをつなげてくれるような、そのサポートをできるような、温かみのあるキャラクターとして手がけました。」と、温かい瞳をうず助に向けながら話す。
うずしおビジョンでアニメーションとして映し出されたうず助の姿に、市長らからも「可愛い」の声が。松島もキラキラとした表情で「お〜」と感嘆の声を上げた。自分の生んだキャラクターが淡路島で育っていくことを、親心のような気持ちで見守るとのこと。
「見にきてくれた人との距離感をなるべく近いものにしたくて。(筆の)タッチで距離感や受け取り方が変わるんです。アニメーションにした時の線の太さも、細かくオーダーさせていただきました。どこか優しさもあるけど、力強さも出したかった。色も、海の綺麗で鮮やかな青を伝えたかったのですが、一歩間違えると顔色が悪いキャラクターになってしまうので迷ったのですが、一番わかりやすく海を表現できるものとして、この青色にしました」と、こだわり抜かれた細かな裏エピソードも飛び出す。
可愛らしく愛着の湧く見た目については、「頭の渦の回転の速さで喜怒哀楽を表したり、手の渦から(淡路島を象徴する)玉ねぎやトラフグ、牛、バーガーなどを出したりするんです。子供達が見たときに、面白いな、近くにいてほしいなと思ってもらえるような仕掛けをしています。あと、親近感を出したくて、服もパーカーを着せました」と、ワクワクとした表情でうず助を見つめながら話す。

うず助の原画は市長らの意向で、子供たちがたくさん集まる「淡路ファームパーク イングランドの丘」に展示される。
芸術家としても今後の活躍がさらに期待できる松島。「こういったキャラクターを元に、人の心に何か、僕なりのメッセージを届けられるような形で絵本を作ってみたいっていうのが、1番の目標ですね」と、次なる目標を掲げる。
「すべてが“主役”に感じられる」道の駅うずしお
ウッド調のデザインが施された道の駅、淡路島の豊富なグルメを堪能できるレストラン、エンタメ性に長けた装飾・デザインが施された遊び心のあるお土産コーナーと、大興奮の様子で道の駅うずしおについて感じたことも語ってくれた松島。
「グルメもすごく興味深いものがあって、こんなこと言うのもアレですけど、価格がすごくお安い……!」と、お茶目な発言で記者陣を笑顔にさせた場面も。

さらには、「メンバーの寺西拓人のお父様のご実家が淡路島で。寺西からもメッセージいただきまして、小さい頃から来ていたこともあって、“大好きなメンバーの聡ちゃんがこういう、お仕事に関わってくれて、きっと先祖も喜んでるんじゃないか”と嬉しいお言葉をいただきました(笑)」と、メンバーから受け取った言葉を照れた様子で、嬉しそうに話してくれた。

リニューアルにあたり、“巡る”をコンセプトとして掲げている道の駅うずしおに、「季節の巡り、潮の巡り、人との出会い。そういった楽しみを感じられる要素がたくさんあったので、ぜひいろんな人に見にきていただいて、新しい発見を楽しめる場所として、皆さんにも“うずうず”していただけたらなと思いました。」と、希望に満ちた表情で話す姿が心に残った。
◆取材・文=黒木あやか

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