
中村隼人“平蔵”の決めぜりふにしびれる
何も知らない賊たちが家の中に入ると、平蔵の声が響いた。「葵小僧!火付盗賊改方、長谷川平蔵である!神妙に縛(ばく)につけ!」。そして、平蔵と配下の者たちと葵小僧の立ち回りが繰り広げられた。
長谷川平蔵といえば、池波正太郎の小説を原作に何度かドラマ化されている「鬼平犯科帳」が有名で、前回放送終わりの予告でこのせりふがあったときからワクワクしていた視聴者も多かった。あらためて本放送で流れると「ここだけ鬼平犯科帳!」「別番組始まってるやん」「きゃーー長谷川様」「しびれるわぁ」などの声がSNSに上がり、「鬼平犯科帳」がトレンド入りする反響に。
本作では吉原通いをする若い時分から登場し、視聴者から「カモ平」などとも呼ばれた平蔵だが、今回の大捕り物は短いシーンながらかっこよさの極みだった。演じている中村隼人は歌舞伎役者だけあって、その所作も美しい。「スピンオフで中村隼人版鬼平が見たい」「鬼平のスピンオフは、きっとみんな待ってる」「鬼平犯科帳でなくてもいいから平蔵さんのスピンオフ観たいなぁ」との期待も盛り上がっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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発売日: 2023/12/22
































