
城桧吏と畑芽育がW主演を務めるプレミアムドラマ「終活シェアハウス」(毎週日曜夜10:00-10:45、NHK BS・BSP4K)が本日10月19日(日)にスタート。本作は、御木本あかりの同名小説を原作に、シルバー世代の女性たちが暮らす“シェアハウス”を舞台にしたヒューマンコメディーだ。
就職活動に苦戦中の大学生・速水翔太(城桧吏)は、片思い中の美果(畑芽育)との関係にも悩む毎日。そんなある日、ひょんなことから元気いっぱいの68歳の女性たち(竹下景子、室井滋、戸田恵子、市毛良枝)が暮らすシェアハウスの雑用係として働くことに。世代も価値観も違う人たちが互いに影響しあう“ジェネレーション・インスパイア”な物語が繰り広げられる。
WEBザテレビジョンでは、世代を超えた交流を描く本作について、主演の城桧吏と畑芽育にインタビュー。お互いへの印象や作品に込めた想いを語ってくれた。
最初は探り合い!? 初共演で見えたお互いの素顔
――おふたりは、本作が初共演ですよね。お互いの印象を教えてください。
城桧吏(以下、城):最初の印象は、すごく大人で優しい方だなと。たしか「城さんと仲良くなろうと思って、いろいろ調べてきました!」と言ってくださったんですよね。
畑芽育(以下、畑):言いましたね(笑)。初共演なので、お互いに人見知りしつつ探り合っていたところがあったのですが、演じる翔太と美果は見ている方がもどかしくなるような距離感から、どんどん仲良くなっていく。そんな2人を演じるためにも、まずは自分たちが距離を縮めなくては…と思って、城さんの情報をインターネットで検索しながら「得意なことは?」とか、いろいろな質問をさせていただきました。
城:それが、すごくうれしかったです。一緒に撮影を重ねていく中で、いろいろな一面に触れることが多くなって。今では、ボケたり、ツッコミを入れたり(笑)。だいぶ、仲良くなれた気がします。
畑:仲良くなりましたね。私も最初は大人っぽい方だなと思っていましたが、最近は城さんの素の部分が垣間見えてきたというか、無邪気なところもあるんだなと感じています。でも、お芝居のオンオフの切り替えがはっきりしていて、まだ10代とは思えないほど、しっかりした方だなと思うところもあります。
――お芝居をする中で、お互いに刺激を受けたり、驚いたりした部分はありますか?
城:翔太と美果はモノローグでの心の声が多いんですけど、畑さんはそのときの表情がとても豊かなんです。
畑:モノローグの部分は、先に録音した仮の音声を現場で流しながら撮影をしているのですが、実際に映像で見てみるとだいぶユーモラスな感じで演じているなと(笑)。
城:表情から声が漏れ出てくるような感じで、何回見ても飽きないんです。僕も頑張らなくては、と勉強になる部分が多々ありました。
畑:城さんは、いつもしっかりと準備をされています。それもあって、翔太と美果はもちろん、シェアハウスのおばさまたちとのやり取りがすごくスムーズ。空間把握がとても達者だなと感じています。
城:たしかに準備は念入りな方だと思いますけど、不安だからこそちゃんとやらなくちゃ!という想いが強くて。そんなことを言ったら、畑さんも素晴らしいです!NGもほとんどないじゃないですか。
畑:いやいや、そんなことないです!
城:作品への向き合い方を含めて、すごく丁寧に役作りされているんだなと感じます。

「翔太と美果は不器用でそこがリアル」

――“今”をうまく生きられない若い世代代表といった翔太と美果。シェアハウスに住むシルバー世代の女性たちとの関わりを通して、成長していくキャラクターですが、2人の恋模様も見どころの1つですね。
城:翔太と美果の関係って、すごくリアルなところがありますよね。お互いのことが好きだけど、恥ずかしくて表には出さないとか。翔太は、空回りするところも多くて。
畑:普通の恋愛劇だと、トントン拍子に進むようなところも翔太と美果は不器用なので、全然進みません。そこがリアルだなと感じます。
城:その進まない状態の恋愛って、一番楽しい時期って言われたりしますよね。
畑:そうですよね。あと、2人とも私たちと同世代で等身大のキャラクターなので、親とのもめごとだったり、世代間ギャップだったり、共感できる部分も多いです。シェアハウスのおばさま方との分かり合えない部分があっても、一緒にいることで分かり合っていこうという提案を翔太がしてくれる。分かり合えないからといって距離を取るのではなく、お互いに歩み寄っていこう。そういった温かいメッセージがたくさん散りばめられている作品だなと感じます。
城:見終わったあとに、幸せな気持ちになれる。新しい価値観をもらえるドラマですよね。翔太が振り回される姿やおばさま方のテンポのいい会話も面白くて。世代を超えたやり取りがどのような化学反応を起こすのか。見逃せない展開が続いていきます。
畑:老若男女問わず感情移入できるキャラクターがいると思いますし、「こんなことあったな」と自分の経験を思い出したりしながら見ることができる作品なのかなとも思います。
――シェアハウスの住人には、竹下景子さん、室井滋さん、戸田恵子さん、市毛良枝さんと、そうそうたるメンバーがそろっています。大先輩方とのお芝居はいかがですか?
畑:長くこの世界を生き抜いてきた日本を代表する俳優の皆さんで、私たちから見ると尊敬しかない存在。でも、今回の作品で演じる役どころと同じように先輩だからと言って、そこを強調することなく自然体、ありのままでいてくださる。私たちと同世代かと思うくらい若々しくパワフルに現場にいてくださっていて、お芝居では私たちが投げるものを大きな器で受け取ってくださるので、学びも多いですし、すごく安心感があります。
城:まさに畑さんの言ったとおりです。今回は、テンポのいい会話が多いんですけど、そのなかで演じられているお芝居の技術や細かな部分の変化など、毎日勉強になるなと思うことばかり。自分の財産になる現場だなと感じます。
畑:間違いなく財産になる作品です。撮影中はもちろん、オフの時間も全部受け止めて、温かく包んでくださっている感覚があります。
――第1話では、翔太がシェアハウスの雑用係に採用されるところもコミカルに描かれていますが、特に好きなシーンを挙げるとするなら?
城:僕は、翔太が絹さやを買うシーンが好きでした。ニコニコしながら買っているのを見て、自分が演じているのに映像を見てほのぼのしてしまって。クーポンを使うところなど、そういう細かいところに翔太というキャラクターが詰まっているなと感じました。
畑:たくさんありますが、シェアハウスに住むおばさま方が笑い合っている姿にグッときました。それを穏やかな表情で見ている翔太くんも愛らしいなと。この作品は、チャーミングなキャラクターばかりです。翔太の真面目すぎて不器用なところや美果のちょっとした表情など、若者2人もかわいらしく描かれているので、ぜひ注目していただきたいです。







































