
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、コミックエッセイを手がける漫画家・そうはは。さんの『「いい人でいなきゃ」を卒業したら人生がラクになりました』(はちみつコミックエッセイ)をご紹介しよう。
同作は、幼少期からの経験で人の顔色をうかがう癖が抜けないそうはは。さんが、友人の冷たい態度に思い悩む姿を描いた作品。以前そうはは。さんのXに同作の第1話がポストされると、3400もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のそうはは。さんに、作品誕生のきっかけや制作過程について話を伺った。
人の顔色ばかりうかがう性格が自分を苦しめる

幼少期から親や兄姉に理不尽な言葉を浴びせられ、常に「嫌われたくない」と人の顔色をうかがってきたそうはは。さん。社会人となってからも、職場で同僚の一挙一動に過敏に反応し、「私何か悪いことをしたかな?」と自分を責め続けてしまっていた。
職場の飲み会で、なぜか1人の友人から冷たい態度をとられ続けたそうははさん。は、モヤモヤした気持ちを当時付き合っていたむくおくんに相談して…。読者からは「共感しすぎて胃が痛くなりそう」「自分のことかと思った」などのコメントが上がっていた。
心をすり減らしてまで頑張らなくていい

――『友人に無視される…私何かしちゃったかな?』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今回の作品を描こうと思ったきっかけは、はちみつコミックエッセイさんのコミックエッセイ描き方講座を受講して自分と向き合いテーマを決める時に私は人の顔色を伺ってしまったり人のイライラが気になってしまったり、そういう他人軸な部分をテーマにして同じような悩みを持つ方の心が軽くなるような作品を描きたいと思いました。
――『友人に無視される…私何かしちゃったかな?』を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
自分の気持ちを後回しにして、人ににこにこ気をつかうそうはは。の心の箱を開けた時、心のそうはは。は泣いていたと言う部分を見てほしいです!
――『友人に無視される…私何かしちゃったかな?』の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由とともにお教えください。
1つはむくおくんの「そうははのことすごい嫌いなんだと思う」と言うはっきり言ってくれる事で考えないようにしていた部分に気付けたセリフです!
2つめは後半部分の「友達と遊ぶ時いつも楽しみだなって思って寝る時楽しかったなぁって幸せな気分でいたい」という言葉は今日はイライラしてないといいな、イライラされないで楽しく過ごせるといいなっと無理して心をすり減らしていた自分にとって大事にしたい言葉になります。
――もっと自分の気持ちを大切にしようと変わったきっかけは何だったと思われますか。
子どもの頃からずっと嫌われるのが怖くて人の気持ちを優先して人の嫌がることはしないように気をつけて生きていたけど、どれだけ気をつけても頑張っても私の事を嫌いな人もいて、私が嫌なことをしていなくても悪意を向けてくる人もいる。そういう人とわかりあうのは難しいと気づいた時に心をすり減らしてまで頑張らなくていいんだと思い自分の気持ちを大切にしようと思えました。
――今後の展望や目標をお教えください。
今回運良く本を出版することができ、本を読んでくださった方々から心が軽くなったや励まされたなど嬉しいお言葉を沢山いただきとても嬉しく思います。これからも読んでくださった方が前向きになれるような作品を描いていきたいと思います!
――読者へメッセージをお願いします。
読んでくださる方、楽しみにしてくださる方がいるから私も頑張れます!いつもありがとうございます!これからも沢山の方の心に届く作品を作れるよう描き続けたいと思います!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
『「いい人でいなきゃ」を卒業したら人生がラクになりました』を読む
作者X(旧Twitter):そうはは。
『「いい人でいなきゃ」を卒業したら人生がラクになりました』はコチラから読めます
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