木皿泉流!人生を肯定する幸せな“道草”がここにある
「第二夜」で描かれるのは、頼りないけど憎めない父・平田小吉(杉本哲太)とのんきな母・小麦(石田ひかり)、高校生の娘・歩(蒔田彩珠)の家で巻き起こるコメディー「平田家の人々」。
ニュージーランドから家出をしてきたコンド―君(遠藤史人)のささいな行動を巡り、家族げんかに発展してしまった平田家。けんかしながらも、仲の良さがにじみ出る平田家を見て、コンド―君はいつの間にか家出の目的を果たす。一体何が目的だったのかは、番組を見てのお楽しみ。
そして、第一夜とストーリーテラーは変わらず、「神様」と名乗る男が務める。
「神様なんて、どこにいるんだってお思いのあなた」とテレビの外に語りかけながら、神様の仕事をまっとうするむさ苦しい男。神様はどこにいるのかって? それも、番組を見てのお楽しみ。
“ひふみん”も相変わらず街をぶらぶらしている。
このドラマのストーリーテラーが言うように、「神様を人が信じなくなったら、神様の見た目がむさ苦しい男になってしまう」んだとしたら、人々がまだ神様のことを信じているから、“ひふみん”が神様全とした“ひふみん”の姿でいられるのではないか。
そんな突拍子もないことまで想像させてくれるのは、同作がファンタジーと日常を地続きで描いているからだろう。
アイドルも吸血鬼も、コンドー君も、師走で誰もが忙しい時期、短いドラマで幸せな“道草”をしてみませんか?
12月16日(土)夜11:00-11:30
NHK BSプレミアムで放送
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