
テレ東の人気番組「川島明の辞書で呑む」の兄弟分である「古着で呑む」(BSテレ東)のシーズン3が、11月7日(金)深夜0時から4週連続で放送される。古着を愛する「古着呑人(ふるぎのみんちゅ)」が古着をツマミに酒を呑む…というマニアックすぎる番組だ。4週連続の初回から、“先生”たちが「モノホンだわ」と驚く逸品が続々登場する。古着にまつわる歴史の深さに大盛り上がりするなかでは、“今日履いてきた靴”でも酒が進むという事態に。
“先生”たちも盛り上がるアイテムが続々
今回の古着呑人(ふるぎのみんちゅ)は7人。大阪の古着店で働いていた経験もある長年の古着マニア・コカドケンタロウ(ロッチ)、番組衣装は毎回個性的な古着コーデだというファーストサマーウイカ、俳優・モデル・画家などマルチに活躍している佐藤菫、実はヨーロッパ系の古着が大好きな気象予報士・アマタツこと天達武史、"DIY"ダンスボーカルグループ・BUDDiiSのメンバーで俳優としても活躍中、しゅーとの愛称で知られる森愁斗、芸人界屈指の古着コレクターとして知られるグッドウォーキン上田だ。さらに兄弟番組「川島明の辞書で呑む」から、見届け人として橋本直(銀シャリ)が参戦した。
一堂に会した古着呑人たちは、まずは乾杯でワクワク感を共有。古着好きが集まるという収録回ということもあり、メンバーのファッションもこだわりが光る。ファーストサマーウイカは「全身、今日は古着で!」と立ち上がり、あいさつ代わりにコーディネートを披露。鮮やかな色合いとエキゾチックな柄が印象的なファッションで、「基本的には色と柄の暴力」とコメントして笑いを取る。
また天達も、「とくダネ!」時代から「外で天気(予報)をやっていたんで、服は自分で選んでたんです」と驚きのエピソードを披露。特にヨーロッパ系の古着に感動を覚え、チョイスしていたのだという。本日持ち込んできたのも実際にお天気中継で着ていた古着で、「ダッフルコートの原型って言われてる」という白のダッフルコート。イギリス海軍のロイヤルネイビーが着用していたもので、北欧の漁師たちが身に着けていたフィッシャーマンズコートを採用した1930~1940年代に作られたアイテムだ。
この日も参戦してくれた日本を代表する古着コレクター、N.HOOLYWOODの尾花大輔とVCM(Vintage Collection Mall)代表の十倍直昭。ワクワクした表情で天達が広げたコートに近寄ってきた2人は、「モノホンですよ」「モノホンだわ…」と嬉しそうに解説を始める。
コートの状態…特に服の内側に書かれたステンシルの跡が“残っている”ことから「ほぼ使われていないデッドストック」と見抜く先生たち。さらに大きく作られたウッドボタンを手に取り、「手袋しながらでもできるように大きくできてる」と豆知識で場を盛り上げる。古着好きたちもうならせる知識量と、古着のバックボーンに想いを馳せて酒が進む。
出会いにストーリーがあるビンテージスニーカー
コカドが「購入したものじゃないんですけど…」と取り出したのは、70年代のコンバース「チャックテイラー」。プロバスケットボール選手であるチャック・テイラーが愛用して普及し、公式にもチャックテイラーの愛称で親しまれているモデルだ。
「購入したものではない」というのが、同アイテムの“呑める”ポイント。新潟でロケ中、商店街の婦人服売り場に入ったところでレジに置かれたチャックテイラーを見つけたのだという。婦人服店とビンテージスニーカーの奇妙な組み合わせもさることながら、高い価値を持つチャックテイラーの姿に魅了されたコカド。ロケ中も「気になりすぎて!」とつい「あれチャックテイラーですよね?」と店員に話しかけた。
すると店員はチャックテイラーが“夫の物”だと説明してくれる。もともと古着店を営んでいた夫だったが、震災の影響で廃業。その際にさまざまな商品は処分したが、思い入れがあったのか「これだけ旦那が捨てられへん」とこのスニーカーだけレジに飾っていたという。
それでも一目ぼれしたコカドが、やってきてくれた夫に「もしよかったら売ってもらえないですか」と交渉をしてみたところ、「このスニーカーはたぶん、コカドさんに持ってもらったほうが良いと思うので持って帰ってください」とプレゼントしてもらったそう。「『買います』って言っても、受け取ってもらえず」というコカドの話を聞くに、元の持ち主からも相当の古着愛を感じる。
コンバースとの付き合いも深い尾花が「正真正銘のチャックテイラーです」と太鼓判を押す同アイテム。「見どころ満載」とウキウキの尾花がまず指し示したのは、生ゴムを加熱することで接着する「バルカナイズ製法」の接着跡だ。尾花のプロデュースするスニーカーでも“あえて生地部分に「のり跡」をわざとはみ出させる”形で、バルカナイズ製法のビンテージ間をデザインに取り込んでいると明かした。
さらに十倍が解説したのは靴の“左右差”。当時は左右の靴を別々の人間が制作しており、ステッチのラインが左右で微妙に異なるのだ。現代ではありえないほど大きな誤差でも、「これがいいッスよね!」「アメリカって感じ」と古着呑人たちは大興奮。「当時のアメリカの、やっぱ手作りだったんだなって言うのが感じられる」と十倍がまとめると、身を乗り出して聞いていたメンバーはたまらない表情に。
一方で「この番組だけやで、履いてた靴ここ(机)置いても怒られへん。絶対アカンからな!」とコカドが冷静にツッコミ。人が履いてきた靴を机の上に置いて眺めながら酒を呑む…たしかに、同番組の異色っぷりが際立つシーンと言えるかもしれない。
これ以外にも先生たちが持ってきた「ジョニー・デップ着用アイテム」ほか、さまざまなレア古着が登場する「古着で呑む シーズン3」。4週連続放送の幕開けからかなり濃い情報が飛び交ったマニアックな番組は、11月7日(金)深夜0時から放送だ。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
![BUDDiiS vol.08 Nippon Budokan - UtopiiA – [通常盤] [2Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41QtgnzkojL._SL500_.jpg)
株式会社SDR –DVD-
発売日: 2025/03/26





































