
NMB48の1期生として11年間グループを牽引し、2021年の卒業後はモデル・俳優として活動する白間美瑠が、11月15日に都内で開催された写真集「MERCI」(秋田書店)の囲み取材に登壇。撮影のエピソードや、いま一番“MERCI”を言いたい相手について語った。
28歳の思い出が詰まった1冊「感謝の気持ちでいっぱい」
白間にとって4冊目の写真集となる本作のロケ地は、“エキゾチックな香り漂うリゾート地”として注目を集めるベトナム・ダナン。異国情緒あふれる街並みや洗練された都市空間など多彩なロケーションを舞台に、「時を重ねることで生まれる美しさ」をテーマに、彼女の2作目を手掛けたカメラマン・ND CHOW氏と、4年ぶりの再タッグで挑んだ最新作だ。
11月14日に発売を迎え、今の心境を「28歳になった私の大人に成長した姿を見てほしいなと思って作った写真集なので、形として28歳の思い出、自分自身を残すことができて、すごく感謝の気持ちでいっぱいです」と明かす。
ベトナムでの撮影を振り返り、「初めてベトナムに行かせていただいたんですけど、初めて来た気がしない懐かしさがありました。気候も暖かいですし、街を歩いてると目が合った方たちが笑い掛けて返してくれたり、あったかいなぁって、ちょっと日本にいる懐かしさも感じました」と述懐。
また、ロケの合間には食事も満喫できたそうで「ベトナムのご飯がめちゃくちゃおいしくて!私パクチーとかも大好きなんで楽しみにしていたんですけど、フォーもおいしかったし。一番おいしかったのはバインミー。日本でもよく食べていたんですけど、現地で食べるバインミーは、中に入っているお肉とかも違うし、ペースト状になったソースも味が違って。いろんなお店のバインミーを毎日何個も何個も食べていました」と笑顔を見せた。

2026年の目標は「皆さんがビックリする挑戦もできたら」
撮影に向けて準備したことを聞かれると「今までで一番体づくりは頑張ったなと思います。1カ月くらい集中して徹底的にやろうと。有酸素運動もしたり、散歩もしたり。この写真集はどこまででもやってやるぞ、っていう気合いがあったんで、どこを見られてもいいように(笑)」と返し、「カップラーメンとかめっちゃ好きで、家にいっぱいあるんですけど我慢して、食べないように頑張っていました」と、美スタイルを保つための努力を伝えた。
その上で、写真集の取材会では恒例の“自己採点”を求められると「最高に自信があるって言える写真集になってるんで、400点!」と力強く答えた。
2025年も残り約1カ月半ということで、1年を振り返って「韓国でもお仕事をさせていただいたり、香港でもライブで歌って踊ったりさせていただいたり、いろんな場所で新しい方、私のことを知らない方とお話して、“はじめまして”の方とたくさん出会った1年でした」と回顧。
そして、2026年の目標を「やっぱり私は歌って踊ることが好き。ライブも日本だけじゃなくて、韓国や香港でもやらせていただいたので、またやりたいです。でも、本当にやりたいことが多過ぎて!演技もしたいですし、スポーツも好きですし。見てくださってる皆さんが、『美瑠ちゃんこんなことすんの!?』ってビックリする挑戦もできたらいいなと思っています」と、目を輝かせながら展望した。
タイトルの「MERCI」はフランス語で「ありがとう」を意味する言葉だが、いま一番“MERCIを言いたい相手”を尋ねられると「家族、周りで支えてくださっているスタッフさん、友達、出会った方みんながいてこそ自分があるなと思うので、私の目に入った人々全員にMERCIと言いたいです」とした上で、「やっぱりパパに言いたいですね」と明かす。
白間の父は2025年10月18日に逝去し、同27日には自身のInstagramでも「パパありがとう。大大大好き 今まで沢山教えてくれた大切な事を胸にしっかり頑張ります!見ててね!気合いだーー」とつづっていた。
あらためて、どんな方だったのか聞かれると「『気合があれば何でもできる!』っていう方で、アイドルのときも、どれだけ朝が早くても、帰りが遅くても毎日送り迎えしてくれて、『お仕事行ってこいよ!』のグータッチもしてくれました。私の心を強くしてくれて、“人間力”を育ててくれたお父さんです」と亡き父に“感謝”を込め、誇らしそうに語った。
◆取材・文=森井夏月(STABLENT)
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