
「マイ・デーモン」(2023年)のキム・ユジョンと「ペントハウス」シリーズのキム・ヨンデが共演する韓国発のロマンス・スリラー「親愛なるX」の第9、10話が11月27日に配信された。ペク・アジン(ユジョン)に全てを捧げ、彼女を信じ続けてきたユン・ジュンソ(ヨンデ)。そんな彼が自らの出生の秘密を知り、苦しい涙を流す展開に注目が集まった。(以下、10話までのネタバレを含みます)
新たな狂気キャラ、ドヒョク登場
「親愛なるX」は、美しい顔の裏に残酷な本性を隠し、地獄から抜け出すためにターゲット“X”たちを残酷に踏みにじっていく主人公・アジンと、彼女を救うために地獄を歩むことを選んだジュンソの苦しい愛を描く物語。原作は同名人気WEBトゥーンだ。
幼少期の残酷な経験を経て仮面をかぶることを覚えた彼女は、周囲の“X”たちを踏み台にし、頂点を目指す。一方、彼女に踏みにじられた“X”たちはそれぞれ、複雑な感情を抱えて再びアジンの前に立つ――。
恋人で人気俳優のホ・インガン(ファン・イニョプ)が自ら命を絶ち、それによって女優としての地位を大きく揺るがされたアジン。第9話では彼女を女優の座に引き上げた芸能事務所のソ代表(キム・ジヨン)との決別、そして、活動休止に追い込まれたアジンに資産家のムン・ドヒョク(ホン・ジョンヒョン)が救いの手を差し伸べる展開が、10話ではアジンと結婚したドヒョクが狂気の本性をのぞかせ始める展開が描かれた。
どこまでもアジンを思うジュンソの涙…
インガンを破滅に追い込んだアジンの前に、新たに現れた男・ドヒョク。アジンとその周囲を常に盗聴し、彼女の身辺のあらゆる情報を把握するその執着は何のためなのか…。アジンですら霞むほどの異常性をのぞかせ、強烈な存在感を放ったドヒョクに注目が集まった9、10話。一方で、アジンを信じ支えてきたジュンソにも大きな転機が訪れた。
幼いアジンを引き取れるほど裕福なユン家で育ったおかげで何不自由なく生きてきたジュンソだが、10話ではそんな彼の出生の秘密が明かされた。きっかけは、ジュンソの祖父の死。葬式に不遜な態度で現れたジュンソの母・ジソン(キム・ユミ)は、遺産を受け取れないと知るや大暴れ。ジュンソはユン家と血のつながりがないことをぶちまけた。
それだけでもアイデンティティを揺るがす真実だが、そのことを知ったせいで幼いアジンが母にいじめられたと知り、ジュンソは深く傷ついた。アジンを狂気の人にしてしまった残酷な過去の一端は、自分という存在が招いたことだったのだ。自分だけがアジンを守り、支えている――そんな存在意義すら揺るがす真実に、ジュンソはただただ子どものように泣きじゃくった。夜の闇に、ジュンソの身を切るような嗚咽(おえつ)が響いた。

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