チャンピオンらしい余裕と風格…ジャルジャル
4連覇が懸かっているとは思えない程リラックスした雰囲気で登場したジャルジャル。5秒の即興ネタを次々と披露する姿には、まさにチャンピオンらしい余裕と風格が感じられた。
インタビューでは、まるでネタの続きのように自然に始まるアドリブコントのようなやり取りが展開され、現場は終始笑いに包まれた。また、スタッフとの会話の中でも、コンビ間で偶然言葉やタイミングがぴたりと合う場面が何度も見られ、まさに“あうんの呼吸”を目の当たりにするひとときとなった。

ジャルジャル CMメイキングインタビュー(一部抜粋)
Q)前回王者として今回の意気込みを教えてください。
後藤)リングが用意された。となったら戦うしかないでしょう。
福徳)スポーツマンのテンションやめ。
後藤)いや、でも光栄です、本当に。まさにこの王者として、うん。そこは胸張ってね、汗かきながらぶつかっていきたい。
福徳)スポーツマンのテンションやめって言ったよ。2回目や。3回目はないで。
後藤)(改めて)3年ぶりという感じはしないですね。なんかホームに帰ってきたような、温かみを感じます。
福徳)絶対勝ちたいんでー!(高音)
後藤)いや軽すぎる!!王者やから。1回戦で負けるキャラやそれ。
Q)過去3大会の王者として、どんな反響がありましたか?
後藤)面白い・また出て欲しいというお言葉を多くいただきました。
福徳)我々のYouTubeの全然関係ないコントでも「これ、Indeedで使えそう!」というコメントがありますもんね。
後藤)あります、あります。
Q)過去の仕事の経験が、ネタ作りに活かされたと感じるエピソードや、“こんな夢が叶った/こんないい未来につながった”と感じるエピソードを教えてください。
福徳)カラオケ店で働いていた時に、ちょくちょく怒られていてとてもショックだったのですが、(怒られた話が)意外にコントになったり、ネタに昇華することがありました。いつか(怒られた経験が)美しい花を咲かせる気がしますね…
金属バット、NGワード連発でネタ数は全組トップ
独特の雰囲気をまとい、ひょうひょうと現場に現れた金属バット。1ネタ目の撮影では、思いのほか静かな現場の空気に対し、友保が「なんかスベった…?」と一言。すかさず撮影スタッフが「爆笑でしたよ」と返すと、友保は思わず吹き出し、「んなアホな(笑)」とツッコミ。現場は一気に笑いに包まれた。
撮影が進むにつれ、NGワードを連発しながらも勢いは止まらず、即興で新たなネタを次々と生み出すなど、気づけば全組トップのネタ数に到達。悪戦苦闘しながらも最後までやり切り、撮影スタッフから「OK!」の声がかかると「よっしゃー!お疲れ様でーす!」と、二人の声がスタジオに響き渡った。予測不能、破天荒、でも完璧。挑戦と笑いが詰まった、まさに“ホームラン級”の撮影現場となった。

金属バット・メイキングインタビュー(一部抜粋)
Q)漫才やコント、一発芸とは違う、CM尺(5秒)の中で自由にネタを披露する難しさや面白さなどの感想も教えて下さい。
友保)全部5秒で良いっすけどね。
小林)全てのネタ5秒でいいな~
友保)この世の演芸が5秒になれば、俺らもすぐ帰れるようになるから。
小林)素晴らしい世界が待ってますね。
Q)実際に5秒のネタをやってみていかがでしたか?
友保)ちょっと長かったすね。2秒とかで良いかもですね。
小林)あ~2秒ベストかもしれんな。
Q)今までどんな仕事をしてきましたか? その経験が、ネタ作りに活かされたと感じるエピソードがあれば教えてください。
小林)高校生の時にファーストフード店で働いてまして、6時から仕事行って、そこから学校に行ってましたので、早起きは得意になりましたね。活かせてはないですけど、卵を両手で2個ずつ割れるようになりました。
Q)今回のネタの出来栄えについて教えてください。
友保)それは見た人が決めることだと思うので、相手がどうやって受け取るか、それだけですわ。こっからが勝負!
小林)こちらとしては100%出し尽くしました。


鹿砦社
発売日: 2022/08/09




































