
長らくテレビを見ていなかったライター・城戸さんが、TVerで見た番組を独特な視点で語る連載です。今回は『ジャパンオカルトアーカイブ~マジやば不思議話~』(テレ東)をチョイス。
私のオカルト・ライフ『ジャパンオカルトアーカイブ~マジやば不思議話~』
先月より放送開始したばかりの、“世にも奇妙”で“マジヤバ”な不思議を集めたオカルトバラエティ、『ジャパンオカルトアーカイブ~マジやば不思議話~』。モグライダー、よゐこ・濱口優に加え、吉田悠軌、ぁみ、コヤッキー、シークエンスはやとも、ウマヅラといった、オカルト好きには馴染みの顔ぶれがずらりと並んでいる。ゲストは、高嶺のなでしこ・城月菜央。本人曰く鳥であるそうだ。
12月3日の放送回では、UFO今昔や13階段にまつわる怪談、心霊写真など、まさしくオカルトな内容となっている。個人的には江戸時代に現れたUFOのお話が興味深かった。「うつろ舟」と呼ばれたUFO型の舟が、現在の茨城県神栖市に漂着したという記録が複数残っているそうなのだ。舟にはピンク色の顔をした女性が乗っていて、提供した食料を一切口にしないまま、5日後に死んだのだという。現在では、彼女が書き遺した「謎の文字」にオランダ東インド会社のロゴに似たものが確認できることから、遭難した外国人だったのではないかという説が有力となっているようだが、コレは間違いなくUFOで、彼女は間違いなく宇宙人であったと信じることにしよう。都市伝説との向き合い方は、気持ちの問題なのである。
私はUFOの存在を信じて疑わない。それはUFOの存在そのものに魅入られているわけでなく、「“理屈じゃ説明できない、ワケの分からないもの”が存在してほしい」という願望によるものだ。生まれ、死んでいくだけのわれわれ生物にとって、理屈ほどつまらないものはないわけでね。何をしていても「死」という究極の理屈に生命を止められるのだから、UFOでも、幽霊でも、ビッグフッドでもTHIS MANでも、その決まり事に風穴を開けてほしい。大人への反発をクラスの不良に任せているような状態だが、なにせこちらは理屈に縛られているもので。
だから、本当にUFOが存在するかどうか、幽霊が存在するかどうかは、正直なところどうでもいい。信じること、それが大事。あらゆる苦しみを抱えた「私」がとんでもなくちっぽけに見えるような、生と死がにじんでぼやけるような、そういった救いを求めている。単に死にたくないって話。死というラスボスにバグ技で勝とうとしているのが私のオカルト・ライフ。みんなも実践してみよう!
■文/城戸
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
城戸(きど)
X(旧Twitter):@sh_s_sh_ma1996年生まれ。映画を観るのが好きなフリーライター。オモコロなどWEBメディアを中心に活躍。
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