
ルイを脅す矢崎の狂気にゾクゾク
鍵がかかっていた棚を開けた瞬間、ルイは息をのんだ。そこにあったのは、血の付いた女性用のアクセサリーやバッグ。そのうちの一つが、連続殺人事件の被害者とされるベビスタの元メンバーのものだった。
それらを撮影していると、「何をやってるんですか」という声にビクッとするルイ。不法侵入された際の通知が自分のもとにくるように設定していた矢崎だ。
「これは業務として集めた証拠品です。しかるべきタイミングで警察に届けるつもりでした」としらを切る矢崎だったが、ルイは麗子のハンカチを突き付けた。
矢崎は観念したように麗子のところに連れて行くとルイに言う。連れて行かれた廃墟の倉庫でルイが見たのは麗子の死体だった。ルイが驚がくしつつ脅迫状の染みからたどり着いたことを告げると、忍び込んだ理由に納得した矢崎は「僕はね、殺した女性たちが大切にしているものを記念にとっておくことにしているんだ」と事もなげに話した。
自分も殺されてしまうかもしれないと思うルイだったが、「倉庫の外で私の仲間が見張っています」と冷静さを保ってうそをつく。すると矢崎は「さすがだよ。やはり君は特別だよ」と言い、脅迫状は自分が送ったこと、そしてルイたちが事務所の社長を殺した犯行をすべて見ていたことを明かした。
埋めた事務所社長の手から奪った時計を調査会社の調査員に送ったことも、埋めた場所に花を置いたのも認めた矢崎。そんな矢崎はルイたちの犯行を黙っているからルイもそうするようにと暗に脅し、「これで僕たちも一蓮托生だ」と言った。
別れ際、「こんなところで君を殺すわけないでしょ。もったいない」と言い捨てた矢崎。連れて来たのは、麗子の死体を見たときの反応を見たかったという理由だった。さらに監禁場所から河都が逃げたと分かると、笑い声をあげて「やるじゃないか」とつぶやいた。前話に続いて、矢崎の狂気に震え上がり、SNSには「ゾクゾクする」「思ってた以上のスーパーブラックサイコパスだった」「背筋が凍る」といった投稿が並んだ。
物語としては、ルイたちは真相を知ってどうするのか、河都がどんな行動をするのか、また、ルイの家族が亡くなった火災にも結び付きそうな様相もあって見逃せない展開が続く。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
▼「推しの殺人」Hulu視聴ページ▼
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