水道橋博士&酒井若菜、“編集者”同士の熱き対談が実現!

2017/12/15 13:02 配信

バラエティー インタビュー

BS12 トゥエルビにて放送中の「BOOKSTAND.TV」(毎週金曜深夜2:30-3:00)に酒井若菜が登場し、水道橋博士と対談を行う。

酒井はもともと水道橋博士が編集長を務めるメールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて執筆を行っていたが、ことし自身の手で新たに「marble」を立ち上げた。そんな“編集長”同士の熱い対談が、「BOOKSTAND.TV」内のコーナー「メルマ旬報.TV」にて12月15日(金)と22日(金)の2週にわたって放送される。

収録を終えた2人に、メルマガに込める思いや、来年の展望を聞いた。

「BOOKSTAND.TV」に酒井若菜が出演する


活字への“偏愛”は2人の共通点


──メルマガの編集長同士、熱い思いをたっぷりと話していらっしゃいましたが、まだまだ語り足りない、というところでしょうか?

酒井若菜:そうですね。私は博士さんに対してのリスペクトが、かなり強いんです。(自身が執筆した)「酒井若菜と8人の男たち」(キノブックス)は博士さんの「藝人春秋」(文藝春秋)のオマージュですし、「marble」も「──メルマ旬報」の女性版という感じです。いつも博士さんの背中を見ながら「次は何をされるんだろう?」と考えているので(笑)、直接質問してご教示いただけたのはうれしかったですね。

──「バックナンバーは無料にしたい」というトピックスなど、お2人の意見が一致する場面も多々ありました。そういう意味では、お2人は活字文化を守る「同志」でもあるのでしょうか?

水道橋博士:活字への“偏愛”っていうのは、お互いにあると思います。これまで読んできた本も違うし“入り口”はたぶん違うんだけど、文字や本がどれだけ自分を救ってきたかっていうのは、共通しているんじゃないかな。

水道橋博士は「marble」の執筆陣について「“親目線”で見ちゃうんだよね」


──以前、博士さんはメルマガを手掛ける意義の1つとして、「紙の本の出版へつなげられること」と仰っていました。酒井さんもそのように考えていらっしゃるのでしょうか?

酒井:「marble」に関しては創刊したばかりなので、まだそこまでの意識はありません。でも、私も紙ならではの良さはずっと感じていることなので、「marble」がいつか紙の本になったらいいですよね。夢のようでもあり、最終的に目指すべきところなのかなとも思います。

──「marble」では女優の西田尚美さんやミュージシャンの坂本美雨さんなど、さまざまな場で活躍している方たちが執筆されています。オファーに基準はあったのですか?

酒井:大人の女性で、女性に人気があって、親切で、それから人見知りな人(笑)。結局のところ私の好みなんですが、自分が「この人の文章を読みたい」って思った人に声を掛けているという点では、博士さんと一緒ですね。

博士:だからかも知れないけど、僕は彼女たち(「marble」の執筆陣)を“親目線”で見ちゃうんだよね。僕は「メルマ旬報」で「若菜さんの文章いいね」って言っていて、今度は若菜さんから「私、この人たちの文章が好きなの」って紹介されているような。何だか「marble」をかわいらしく思えるし、“愛い(うい)”感情を持っちゃう。