葉加瀬太郎&堤幸彦が初タッグ! 最高のエンターテインメントショーの裏側を語る

2017/12/20 17:45 配信

音楽


――今回初めてタッグを組まれて、いかがですか?

葉加瀬:僕は恋をしているみたいな雰囲気で(笑)、堤さんとの仕事をとてもとても楽しんでいます。もちろんすごく光栄なことなので、初めのうちは堤さんと仕事しているんだ! という気持ちでしたけど、今は恋しちゃっている感じなので“次は何してやろうかな”と楽しんでいます(笑)。

堤:(笑)。私は仕事を始めたときは、ずっと音楽の表現に関わってきたので、今回このような形で本当にワクワクする舞台に関わらせてもらえて、とても幸せです。葉加瀬さんにお会いする前に、CDやDVDを拝見したんですけど、超絶テクニックの表現者であるというところにまず圧倒されましたね。それもバイオリンという非常に長い歴史を持ち、最も制御するのが難しい楽器をいともたやすく、楽しく高いレベルでなさっている。

ところがふたを開けて打ち合わせに行ってみると、「クレルモンナーラ?」これはいったいどういう…(笑)。関西的な面とイタリア的なアーティストな部分を持ち合わせた方だなと思いました。

【写真を見る】すっかり意気投合した様子の葉加瀬太郎と堤幸彦(C)WOWOW


――今回のツアーの中で、印象的なエピソードや裏話はございますか?

葉加瀬:毎回コンサートの途中で、公演先の街を歩いて、それをフィルムにして流す「ふれあい散歩道」というコーナーをやっているのですが、実は初日の葛飾公演(9月14日、東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール)は、堤監督自らカメラを回してくださったんです! 亀有のイトーヨーカドーに一緒に行って、カメラを回しながら「実はイトーヨーカドー詳しいんだよ!」って仰っていて(笑)。

堤:詳しいんですよ(笑)。

葉加瀬:なので1回目のロケがすごい思い出深いです。堤監督が小さなカメラを一つ持って、「葉加瀬さん次あっち行きましょう!」「葉加瀬さんエスカレーター昇ってください!」ってびっくりしましたよ(笑)。

堤:葉加瀬さんが亀有のショッピングモールに行って、たこ焼きを食べるんですよ。これを目撃しなくてどうするんだと思い、撮りました(笑)。

葉加瀬:監督自ら撮ってくださったのが本当にうれしかったです! 気持ちもジョインするじゃないですか。あの瞬間はじけましたね(笑)。

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