下野紘(コニー・スプリンガー役)インタビュー
――ここまで長く『進撃の巨人』というコンテンツが愛されている理由はどのような部分にあると思いますか?
世界観やストーリーの意外性、キャラクターやその関係性、シリアスとコミカルのバランスなどの作品としての面白さはもちろんですが、そこにアニメの映像、音楽、声が加わり、より多くの人に共感していただけたことが、たくさんの人に愛された理由かと僕は思っています!
――下野さんは“コニーが死ぬ”という確信を持っていたと語られています。強い精神力で何度も窮地を切り抜けてきた彼の活躍シーンのなかで、とくに印象に残っている場面がありましたら教えてください。
”コニーが死ぬ“というよりかは、“コニーは重要キャラではない”と思っていたので、最後まで生き抜けたことに僕自身も驚きましたし、作品の中でもいろんな活躍をしてくれたので、どこのシーンっていうのは選びづらいんですが…コニーがファルコを母親に食わせようとするシーンです。兵士としては強くなったかもしれませんが、精神的な弱さがあの出来事を引き起こしたんだと思うんです。あのときのアルミンとのやり取りがあったからこそ、精神的にも成長し、その後の活躍にも繋がったんじゃないでしょうか。
――母親も含めた故郷の人々が巨人化するなど、悲劇を抱えながらもコニーはムードメーカーとして活躍していた印象があります。彼の人となり、そしてその魅力について、下野さんはどのように捉えられていますか?
登場した当初は、本当に『おバカ』だなという印象でした。自分を天才だって言ったり、サシャとふざけ合ったり、ダメなところが目立つというか…。ただ、昔から仲間思いなところはあって、逃げるにしても、自分一人で逃げるのではなくみんなで逃げたり、ファルコの一件も、最終的にアルミンのことを助けたり、お調子者でバカかもしれないけど、仲間思い、家族思いなところが、コニーの良いところだと思います。
――訓練兵時代からの同期たちとのコミカルなやりとりも、作品を通してコニーの魅力のひとつとなっていました。印象に残っている会話シーンがありましたら教えてください。
上記でも述べましたが、コニーはサシャとともにふざけ合ったり、「こいつ、大丈夫かな?」と心配になるぐらいの発言も多かったと思います。中でも、「エレンの家がぁぁぁ〜!!」は、ホントに突然どうした?と思いましたね…。原作にあるセリフなので、諫山先生なりの何かしらの意図があったのかもしれませんが、アニメで演じる際どう演じようか、ホントに悩んだ記憶があります。ちなみに僕としては、あまりの恐怖にコニーの頭が考えることを拒否した結果、思わず出てしまった一言なんじゃないか?という解釈で演じさせていただきました。

谷山紀章(ジャン・キルシュタイン役)インタビュー
――ジャンはコニーらと並んで人間味のある姿が視聴者の共感を呼んでいます。改めて谷山さんから見て、ジャンに強く共感できる部分がありましたら教えてください。
好きな女の子に好かれないところ。そしてその子には想い人がいるというところ。ジャン、わかるよ。
――ジャンはエレンとは顔を合わせるたびにぶつかるいっぽうで、根底にある信頼関係は決して浅くないということが物語の随所からも感じ取れました。ふたりの関係性についての印象はいかがでしたか?
ライバル関係なのだろうとは思います。ジャンにとってエレンという存在が色んな意味において成長させてくれたのだと。妬み、競い、勝ち、負け、認め、いつしか自分の一部にまでなっているような気がします。
――谷山さん自身には、ジャンとエレンのように表面には見えないような信頼関係で結ばれているライバルはいますか?
いや~いないですね。いつも負けっぱなしですが、たまに自分に勝てればいいんじゃないですかね(キリッ)
――ジャンは人殺しをためらうような弱さもありつつ、戦場ではリーダーとしての資質を開花させていきます。兵士としての彼の活躍が印象に残っているシーンはありますか?
「あの時はどうも」かつて自分のせいで一度は捕えたライナーを車力に奪われるという失敗を経験しているので、以来の数年間で馳せたであろう色々な思いがこのセリフに乗っかっているなと、印象に残っています。





































