テレビ東京で放送中のTVドラマ「御茶ノ水ロック」で主演を務める佐藤流司が、インタビューに登場。
同ドラマは擦れ違ってしまった兄弟の絆を中心に、バンドに懸ける男たちの青春を描く。メインキャストはTVドラマと舞台両方に出演し、キャストが吹き替えなしでバンド演奏に挑戦するという新しい“2.5次元”ストーリーとなっている。
今回佐藤は、現場の様子や舞台とドラマの違い、またドラマタイトルにかけて、御茶ノ水にまつわるエピソードなどを語ってくれた。
――“2.5次元”舞台のイメージが強い佐藤さんですが、昨年の「ファイブ」(フジ系)に続いて「御茶ノ水ロック」でもドラマ主演を務められます。
現場では思わず舞台のような声量を出してしまうこともありましたね。ドラマは舞台と比べて0.8〜0.9倍くらいの声がちょうどいいのかなと思っています。
それと舞台ではキメ顔をすることが多いんですけど(笑)、今回のドラマでは今までにないくらいブサイクなシーンもあるんです。情けない顔やアホな顔もふんだんにあるので、そこにも注目していただきたいです。
――今回はバンドを描くドラマということで、実際に歌唱もされていると伺いました。
自分自身、バンドをやっていた経験があるので、歌い方を試行錯誤していたのですが、やっぱり主人公のまっすぐなキャラクターを歌でも出せたらいいのかなと。
なので、しゃくりやビブラートは抑えて、まっすぐに歌うことを心がけました。
――なるほど。そんな主人公・始との共通点はありますか?
クセが強い所ですかね(笑)。曲がったことが嫌いな所や、友情を大事にする所も似ているかな。ただ、始は打たれ弱くて繊細な所があるんですけど、そこはまったく似てないですね。
始を演じる上で苦労したのは、いいことをサラッと言っちゃう所。カッコつけずにせりふを言う難しさを感じました。
――共演陣とは何度も共演されている方もいらっしゃると思いますが、現場の様子はいかがでしたか?
崎山つばさくんとは、ミュージカル「刀剣乱舞」でも共演しているので、気心の知れた仲ですね。互いに真剣に演技について語れたことは、とてもありがたかったです。
それと、ドラマ内で出てくるバンド「ダイダラボッチ」のメンバーとは、撮影の終わりにごはんに行くことが多くて、その時間はリラックスできました。みんな仲のいい現場でした。
――撮影も御茶ノ水で行われたとのことですが、佐藤さんご自身の御茶ノ水の思い出はありますか?
正直、このドラマが決まるまであまり行ったことがなかったんです。歯科大学病院に親知らずを抜きに行ったくらいで(笑)。
だから今回の撮影で少し街を知れました。メンバーとの食事会も基本は大抵、御茶ノ水エリアだったので。
――最後に視聴者へメッセージをお願いします!
“等身大”の若者たちがバンドにかける青春をぜひ見守って欲しいです。俺のことを知らない人にも、このドラマが知って頂くきっかけになったらうれしいですね。
毎週水曜夜2:35-3:05
テレビ東京で放送
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