
主演・齊藤京子による映画『恋愛裁判』。トップアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターが「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられるという衝撃的なストーリーが話題の本作に、リアルのトップアイドルの私立恵比寿中学の仲村悠菜と、いぎなり東北産の桜ひなのが出演する。現役アイドルとして活躍する二人が、劇中のグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーとして、どのような想いで“禁断のテーマ”に挑んだのか。WEBザテレビジョンのインタビューで、撮影の裏側から作品に込めた思いまでをたっぷりと語ってくれた。
オーディションで掴んだ役、仲村悠菜&桜ひなのはスタプラの絆が支えに

――本作への出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
仲村悠菜(以下、仲村):お芝居をする経験がこれまで多くはなかったので、決まった時は嬉しさと同時にすごく緊張感がありました。役柄的にも難しい部分があって、現実の自分と役としての自分の切り替えポイントをしっかりと見つけて演じたいなと、一番最初に考えました。
桜ひなの(以下、桜):私は演技に触れる機会があまり多くない人生で、最後にお芝居をしたのが数年前の舞台だったんです。映像作品での演技は今回が初めてだったので、本当に緊張しました。でも、合格したと聞いた時は「自分にはどんな演技ができるんだろう」という可能性に対するワクワク感もありました。
――お二人ともオーディションで選ばれたとのことですが、同じ「スターダストプラネット(スタプラ)」の仲間同士での共演は心強かったのではないでしょうか。
中村:本当に心強かったです! 撮影期間中に、普段のアイドル活動の現場で会う機会があったのですが、映画で共演したことによって、スタプラの中でも仲村さんが安心して一緒にお話しできるお姉さんみたいな存在になってくれて。それがすごく嬉しかったです。
桜:よかった(笑)。私も初めて共演者のお名前を聞いた時に「えっ、知り合いがいる!?」ってなって、すごく嬉しかったし安心しました。
「等身大の自分」と、「理想のアイドル像」を役に投影
――今回演じられた役柄について教えてください。仲村さんは「清水菜々香」、桜さんは「辻元姫奈」という役でしたが、どのように捉えて演じましたか?
仲村:監督からオーディションの時に「そのままの姿で菜々香だと思った」と言っていただいたので、なるべく作り込みすぎず、素に近い状態で演じようと思いました。ただ、菜々香ちゃんと私で違うところもあって。菜々香ちゃんは割と後先考えずにやりたいことをやるタイプの女の子なんです。その無邪気さや、少し子どもっぽい部分も出せるように意識しました。役の年齢と自分の年齢も離れていなかったので、等身大の女子高生でありながらアイドルをやっている、という感じが出せたらいいなと思って演じていました。

――桜さんはいかがですか?
桜:私は辻元姫奈ちゃんとの共通点が多くて。キャラクター的にも立ち位置的にも、キャピっとしている感じが「あ、結構自分っぽいかも」と思いました。自分が思い描くアイドルの理想像として姫奈ちゃんをイメージしつつ、ありのままの自分を活かせた役柄だったなと思います。
――劇中では「ハッピー☆ファンファーレ」のライブシーンも本格的でした。普段のグループ活動とは違うパフォーマンスを演じてみていかがでしたか?

仲村:普段のえびちゅう(私立恵比寿中学)の時は、歌もダンスもしっかり頑張るスタイルなんですが、菜々香ちゃんは「恋に夢中になっちゃう女の子」というキャラクターなので、ライブシーンではあえて少し力を抜いた表現を意識しました。あと、観客役のエキストラとして、普段私たちを応援してくださっている各グループのファンの方が集められていたんです。

――それはすごいですね!
仲村:そうなんです。知っている方たちの前で、いつもと違う自分としてパフォーマンスすることに難しさも感じたんですが、集まってくださったファンの方々がもう「プロのオタク」で(笑)。芸能事務所所属の方なんじゃないかと思うくらい盛り上げ方が上手で、それを見てすごく元気をもらえました。
桜:私は今回の役のイメージカラーがピンクだったので、5人の中でも一番プリティな感じの踊り方や歌い方、ファンサ(ファンサービス)の仕方を意識しました。ピンクのTシャツを着てくださっているエキストラの方に向けて、「この人は私のことが大好きなファンの方なんだ」と自分の中に落とし込んでファンサをしたり、ダンスでもいつもより首をかしげる角度を増やしてみたりと、工夫しましたね。































