
「信じなければ傷つかない」と思うようになった優香のきっかけ
優香が単独調査を始めたのは、シェイクの占いサロンだった。完全予約制のサロンに潜入した優香を、シェイクが占う。優香はそれを受け入れているようでいて、心理学で言う、性別や言動、外見などから判断する“コールドリーディング”や事前に調べてその場で相手を見透かしたかのように言う“ホットリーディング”の手法を使っていると見極めていた。
自分の能力を「神託眼」と呼ばれる特別なものと説明したシェイクのことを、「すごい」と口で言いながら、内心では「バカらしい」と思っていた優香。ところが、そこでシェイクが見透かしたかのように「そんなにバカらしいですか」と問い掛けた。
そんなシェイクは試すようにタロットカードから「崩壊」を暗示する塔のカードを選び、「あなたは心が壊れています」と告げる。そして、大学時代に唯一の親友に裏切られ、信じることに恐怖心を抱いていると指摘した。
「信じなければ傷つかない」。優香がザッコクメンバーと距離を置いていたのも、そんな思いからだった。シェイクの言葉に思わず涙をこぼした優香。後日、再びシェイクのもとを訪れると「過去の自分と決別するにはどうしたらいいでしょうか」と相談する。そんな優香にシェイクは、手相を変えれば開運できると提案した。

“お布施”で脱税!?正子や優香たちが占い師の闇を暴く
一方、Y2K美容クリニックの分院の裏側にある脱税については麦谷に手柄を奪われてしまった正子たち。だが、調べは進めていて、シェイクと芦屋のつながりが分かった。
シェイクは自分のところにきた客に、手相が変われば運勢が変わるとして、芦屋のクリニックを紹介。そして、芦屋はシェイクの共同経営者が買い取った宗教法人あての“お布施”という名称で紹介料を渡していた。非課税であるお布施が、実際は紹介料だと証明できれば、脱税が明らかになる。
正子たちがシェイクの元に向かおうとしているころ、優香はシェイクに自分が国税局員だと明かしていた。調査を許可しないシェイクと、心理学を活かした心の読み合いを繰り広げる優香。だが劣勢になったところで、正子たちがサロンにやって来た。
鍵となったのは、シェイクの共同経営者・坂之下美月(鶴田美月)。彼女は、優香の大学時代の親友だった。整形していたが、シェイクの動画を見た優香は笑い声で気付いていて、過去を言い当てた占いも分かったうえでの反応だったのだ。
「今ならまだ助けてあげられる」という優香の言葉で、役員である美月は調査の許可を出した。だが、調査が始まると、優香は「顔はごまかせても、税金までごまかせると思ったら、大間違いなんだよ。ばーか!」と美月に言い放った。
直後に「これでチャラね」とも。言葉は褒められたものではないかもしれないが、長い間、胸の奥にあった悲しみから解放された優香。道を踏み外していた美月を“助けた”のも確かだった。正子の「脱税のうえに成り立つ正義はない」という言葉の道を進んでいく。
調査を終え、優香が「ばーか」と言ったことなどを笑い合うメンバーたち。それを見ながら正子は「コトコト待ってみるものねぇ」とつぶやいた。チームとして“田植え”の時期が終わり、「あとは“実る”ために…」と続けた正子。その先には、きっと正子が注視する経済産業大臣・鷹羽宗一郎(千葉雄大)がいる。彼は両手の手相に最強の運といわれる“覇王線”があることをウリの一つにしていて、今回のストーリーが何か暗示するものでもあるのだろうか、見逃せない。
SNSには「優香ちゃんのバーカ最高だった」「スカッとした」「優香さんが一枚上手だった」と優香への感想や、「ザッコクのチームワークが強くなってきて嬉しい」「だんだんいいチームになってきたのが熱い!」といった声が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

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