
フィギュアスケートの金メダリストを目指す少女・結束いのり(CV:春瀬なつみ)と、元アイスダンス選手のコーチ・明浦路司(CV:大塚剛央)がタッグを組み、フィギュアスケートの頂点を目指すTVアニメ「メダリスト」(毎週土曜深夜1:30-2:00ほか、テレビ朝日系で放送/毎週土曜深夜2:00よりディズニープラス スター・アニメ公式YouTubeチャンネルで配信)のscore16「女王のジャンプ」が2月7日に放送。司といのりによるコーチと選手の信頼関係と絆が描かれたラストシーンが、多くのファンの心を高ぶらせた。(以下、ネタバレを含みます)
レジェンドの“一番弟子”が登場
同アニメは、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位をはじめ、第68回小学館漫画賞一般向け部門、第48回講談社漫画賞総合部門を受賞した同名人気漫画をアニメ化した作品。score16では、第2グループの練習が始まり、いのりや名港ウィンドFSCの八木夕凪(CV:阿部菜摘子)らがリンクへ。
夕凪は、コーチであるそに鳥慎一郎(CV:坂泰斗)のオリンピックでのパフォーマンスを見てフィギュアスケートと出合い、彼に憧れ、彼の最初の生徒としてスケートを教わった。いつしかクラブ内で鯱城理依奈(CV:藍原ことみ)に次ぐNo.2の実力を持つ選手となっていたが、「天才少女」狼嵜光(CV:市ノ瀬加那)が来たことでNo.3となっていた選手で、光が出場しない今大会に並々ならぬ思いで出場していた。
練習が終わり、トイレで手を洗っていたいのりは個室から何者かが1人2役を演じている声を聞く。その声の主は夕凪で、自身と慎一郎の会話を演じており、不安な夕凪を慎一郎が褒めて不安を取り除く内容だった。思わず聞き入っていると、突然個室のドアが開き、中から夕凪が出てくる。
気まずい空気が流れる中、「何か聞こえた?」と尋ねる夕凪に、いのりは思わず首を横に振るが、夕凪は「誰にも言わないで…!」と圧力をかけてくる。
試合では選手が残り3人となり、夕凪の出番がやってくる。慎一郎はここまでの試合の流れを勘案し、冒頭にトリプルルッツとダブルループのコンビネーションを組み込んだ予定構成で臨むように夕凪に指示する。
優勝を目指して強い思いでリンクの上に立った夕凪は、トリプルルッツとダブルループのコンビネーションを跳ぶ刹那、光のジャンプが頭をよぎり、慎一郎の目を光から自分に向けさせたいという思いに駆られ、トリプルルッツとトリプルループという難度の高いコンビネーションにチャレンジする。
日本では光しか成功していない高難度のコンビネーションを見事に成功させ、観客だけでなく慎一郎をも驚かせる夕凪。以降、転倒や演技がブレてしまう瞬間がありながらも、強い気持ちで滑り切って演技を終えた。
観客のスタンディングオベーションの中、慎一郎の元に戻ってきた夕凪は、指示を守らなかったことを叱られるのではと下を向いていたが、慎一郎は「予定構成の約束でしたよ。それだけです。やんちゃだなぁ」と優しい笑顔で迎える。夕凪の得点は80.03と高く、暫定1位に躍り出る。
目指すは金メダル一択…いのり「任せて!」
そして、ついにいのりの出番となる。他の選手にはないいのりの武器を見つけていた司は、勝負の行方が“いのりがいかに心を揺らさずに滑れるか”に懸かっていると考え、どうにか自信と勇気と覚悟を持ってもらおうと、かけるべき言葉を探る。
緊張しているいのりに対し、司は「今日、俺はあなたを金メダリストにする。勝たせる自信がある。でも、俺だけじゃ駄目なんだ。いのりさんの覚悟が何よりも大事なんだ。選手みんなが努力の末に手に入れようとする金メダルは、人の上に立つ勇気がなければ手に入らない物なんだ。今からあなたが取りに行くのは金メダルだ」と鼓舞する。司の言葉に、いのりは「先生も信じてる? 金メダル取れるって」と尋ね、「信じてるよ」と答えた司に、「任せて!」と言って握り拳を突き出した。
夕凪の高得点の直後、司といのりによるコーチと選手の信頼関係と絆が描かれたラストシーンに、視聴者は大興奮。「本当に鳥肌が止まらなくて、涙腺が一瞬で崩壊した」「いのりさんイケメン過ぎた」「いい演出いい場面過ぎる」「いのりさんの『任せて』があまりにもかっこいい」「闘う前にもう最高なんですけど」といった声がSNSに寄せられ、今回もXではトレンドランキング上位に入った。
また、「慎一郎先生の『やんちゃだなぁ』もいのりちゃんの『任せて』も一言だけだったのにしっかり感情が乗ってて、技術はもちろん、さらにクオリティを突き詰めようと頑張ってくれたんだって伝わってくる」など、声優陣の演技に感服するコメントもあった。
◆文=原田健
※記事内、そに鳥慎一郎の「そに」は「立に鳥」が正式表記




































