――これまであらびき団に出演してきて、苦労したことやうれしかった出来事などありますか?
椿鬼奴:「あらびき」のおかげでパリにも行けたのは…フランスに行けたっていうのはうれしかったですね。自分で撮影するロケでしたけど(笑)、「あらびき」で流してくれたし。
キートン:1円も出してくれなかったけど(笑)。
椿鬼奴:自費ですけど。
キートン:自費で行くときにカメラ、ハンディだけ渡されて「撮ってこい」という感じだった(笑)。誰も付いて来てくれなかったな。
椿鬼奴:でも、東野さんがごちそうしてくれたんですよね。それをかわいそうだと思って。
キートン:それが一番じゃないですか。一番のいい思い出。
椿鬼奴:あと、堂本(剛)さんに作曲してもらったことがありましたね。一番(の思い出)はそれかなあ。
――今回「あら-1グランプリ」の第3弾ということで、グランプリを取る自信はありますか?
椿鬼奴:あたしらもエントリーしているんですか? あ、そうなんだ(笑)。
キートン:「あらびき団」が、“あら-1グランプリ”を兼ねているってことなんですか? 知らなかった! じゃあここで優勝…第3回のチャンピオンみたいなのが決まるってことですか?
わ、全然知らなかった! 知っていたところでたぶんネタは変わんないと思いますけど(笑)。
椿鬼奴:変わんない(笑)。私たちって、あらびきの他の皆さんに比べたら小ぎれいなんですよね。私はそう思っちゃっていて。だから“あら-1”って感じはしていないというか。
よりあらいっていう感じで考えたら、うちなんかもしかしたら、ハイソっていうか(笑)。
キートン:ポップ?
坂本:シュッとしちゃってる?
椿鬼奴:シュッとしちゃってるかなあ、と思いますけど。ザコシショウを見てると、とてもじゃないけど及ばないっていうか。
高橋:優勝してもいいことなさそうだし(笑)。
しんじ:賞金ないんですか?
――賞金は今のところ聞いてないですね。
高橋:やっぱりいいことないんですね。
――あらびき団を通しての野望みたいなものがあれば教えてください。
椿鬼奴:通常放送になるということですね。半年に一回だと、ポップな感じになっちゃう(笑)。ちょっと不本意ですね。
くまだ:毎週毎週やっていると、スタッフさんも疲れてきますから。
椿鬼奴:「これでいいでしょうか?」「(疲れているから)もうこれで行きましょう」と。
くまだ:それが逆にいいのかなあ、っていうのもあるので、やっぱりレギュラー放送。
椿鬼奴:レギュラーでやってほしい。
くまだ:でも深夜。
椿鬼奴:深夜がいい。
キートン:うちのメンバーも全員、年いっているので。ボチボチ、欠けてくる人間も出てくると思うんですよね(笑)。
椿鬼奴:思い出作り。
キートン:全員そろっているうちにいっぱいやってほしいですね。
しんじ:レギュラーになって、まあ全国じゃなくてもいいんで。
椿鬼奴:初めっからそうじゃないですか? 全国でしたっけ?
――ローカルです。放送されている地域もいっぱいあります。
しんじ:関東ローカルでお願いします。
坂本:そういうことですか、ずっとそうだっつってるの(笑)。ずっと出たいですね。「なぜかずっといるね」って言われたいですね。
高橋:みんなちょっと、変な人が多いんで、国から補助金が出てもいいのかなって(笑)。
――番組に補助金? それとも個人的に?
高橋:それは番組ですよ。個人的にも欲しいですけど、それは自分で申請しますんで(笑)。なんかね、もうちょっと息を長く。
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