【あらびき連載 Vol.8】キュートン「われわれが唯一、輝ける場所」

2017/12/29 11:00 配信

バラエティー インタビュー

キュートンの坂本雅仁、キートン、椿鬼奴、しんじ、高橋邦彦、くまだまさし(写真左から)に直撃!(C)TBS

あらびき団と苦悩と喜び


――これまであらびき団に出演してきて、苦労したことやうれしかった出来事などありますか?

椿鬼奴:「あらびき」のおかげでパリにも行けたのは…フランスに行けたっていうのはうれしかったですね。自分で撮影するロケでしたけど(笑)、「あらびき」で流してくれたし。

キートン:1円も出してくれなかったけど(笑)。

椿鬼奴:自費ですけど。

キートン:自費で行くときにカメラ、ハンディだけ渡されて「撮ってこい」という感じだった(笑)。誰も付いて来てくれなかったな。

椿鬼奴:でも、東野さんがごちそうしてくれたんですよね。それをかわいそうだと思って。

キートン:それが一番じゃないですか。一番のいい思い出。

椿鬼奴:あと、堂本(剛)さんに作曲してもらったことがありましたね。一番(の思い出)はそれかなあ。

あら1-グランプリと私


――今回「あら-1グランプリ」の第3弾ということで、グランプリを取る自信はありますか?

椿鬼奴:あたしらもエントリーしているんですか? あ、そうなんだ(笑)。

キートン:「あらびき団」が、“あら-1グランプリ”を兼ねているってことなんですか? 知らなかった! じゃあここで優勝…第3回のチャンピオンみたいなのが決まるってことですか? 

わ、全然知らなかった! 知っていたところでたぶんネタは変わんないと思いますけど(笑)。

椿鬼奴:変わんない(笑)。私たちって、あらびきの他の皆さんに比べたら小ぎれいなんですよね。私はそう思っちゃっていて。だから“あら-1”って感じはしていないというか。

よりあらいっていう感じで考えたら、うちなんかもしかしたら、ハイソっていうか(笑)。

キートン:ポップ?

坂本:シュッとしちゃってる?

椿鬼奴:シュッとしちゃってるかなあ、と思いますけど。ザコシショウを見てると、とてもじゃないけど及ばないっていうか。

高橋:優勝してもいいことなさそうだし(笑)。

しんじ:賞金ないんですか?

――賞金は今のところ聞いてないですね。

高橋:やっぱりいいことないんですね。

あらびき団と野望


――あらびき団を通しての野望みたいなものがあれば教えてください。

椿鬼奴:通常放送になるということですね。半年に一回だと、ポップな感じになっちゃう(笑)。ちょっと不本意ですね。

くまだ:毎週毎週やっていると、スタッフさんも疲れてきますから。

椿鬼奴:「これでいいでしょうか?」「(疲れているから)もうこれで行きましょう」と。

くまだ:それが逆にいいのかなあ、っていうのもあるので、やっぱりレギュラー放送。

椿鬼奴:レギュラーでやってほしい。

くまだ:でも深夜。

椿鬼奴:深夜がいい。

キートン:うちのメンバーも全員、年いっているので。ボチボチ、欠けてくる人間も出てくると思うんですよね(笑)。

椿鬼奴:思い出作り。

キートン:全員そろっているうちにいっぱいやってほしいですね。

しんじ:レギュラーになって、まあ全国じゃなくてもいいんで。

椿鬼奴:初めっからそうじゃないですか? 全国でしたっけ?

――ローカルです。放送されている地域もいっぱいあります。

しんじ:関東ローカルでお願いします。

坂本:そういうことですか、ずっとそうだっつってるの(笑)。ずっと出たいですね。「なぜかずっといるね」って言われたいですね。

高橋:みんなちょっと、変な人が多いんで、国から補助金が出てもいいのかなって(笑)。

――番組に補助金? それとも個人的に?

高橋:それは番組ですよ。個人的にも欲しいですけど、それは自分で申請しますんで(笑)。なんかね、もうちょっと息を長く。